機動戦士ガンダムSEED
0213話
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。……でも、寝室に入ってくるのは感心しないわね」
「そ、その……すいませんでしたっ!」
マリューのどこか含みを持たせた言葉を聞いたミリアリアが勢いよく頭を下げる。その様子をどこか面白そうに見ていたレモンがミリアリアへと近づき、ミリアリアの真っ赤な頬を撫でながら顔を上げさせる。
「良ければ、貴方も仲間に入る?」
「い、いえ……その、私には……」
チラリとトールの方を見るミリアリア。トールは何が起きているのか分かっていないようで不思議そうにレモンとミリアリアの姿を見ていた。
「レモン、からかうのはよせ」
溜息と共にコーネリアがレモンを窘めると、『あら残念』と呟いて俺の隣の席へと座る。
反対側にはコーネリアが。向かいにはマリューといった席順だ。
「さて、食事をしながらだけど明日の事を決めておきましょうか。取りあえずこの場にいる子達は全員アークエンジェルに乗るって事でいいのよね?」
ミリアリアの用意してくれた朝食を食べながら、明日の予定について話し合いを始める。
「そうだな、全員アークエンジェルで間違いない……よな?」
俺の質問に全員が頷く。
「そうなると、シャドウミラーから出す戦力は?」
「俺のグロウセイヴァー、レモンのヴァイスセイヴァー、コーネリアのラピエサージュにメギロートが50といった所か」
「エキドナは昨日の会議で言ってた通りに、オーブに残すという事でいいのだな?」
コーネリアが念の為という感じに聞いてくるので、頷いておく。
「そうだ。オーブ防衛の意味もあるし、ギャンランドの艦長として残していく予定だ。エキドナがシーリオンとメギロートを統率していれば連合軍が纏めて掛かって来ても負けはしないだろう。いざとなったらホワイトスターにメギロートの予備があるし、なによりエキドナのヴァイサーガもあるしな」
「なら、宇宙にもメギロートをもっと持っていった方が良いのではなくて?」
「レモンの言いたい事も分かるが、50機で結構ギリギリなんだよ。アークエンジェルにはシャドウミラーの3機に、フリーダム、ストライク、バスターで合計6機……あるいはこれにアスランのジャスティスの可能性も含めて7機。オーブからはMSを出さない予定だから、クサナギにメギロートを詰め込む予定だ。クサナギのMS搭載数は10機だから、ここにメギロートを限界まで詰め込んで残りをアークエンジェルの空きスペースに入れて大体50機といった所だな」
エターナルが来ればもう少し余裕が出来ると思うが、それまでの保管場所を考えると……俺の空間倉庫にでも入れるか? だが、MSやMAの整備しかやった事のないマードック達にメギロートの修理作業等が出来るかどうか……難しいな。やはりMSに集中して貰った方がいいだろう。宇宙に持っ
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