第四章 空白期編
第九十六話 『初代・祝福の風の心の行方』
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もあの団欒の中に早く入りたいな。
「それじゃアインス。この盛り付けで最後ね」
「あぁ。士郎、料理をテーブルに運ぶのを手伝ってくれ」
「了解した。…ところで志貴とアルクェイドはどうした? 確か志貴は今日は非番だったよな?」
「あぁ。二人だったら一緒に遊園地に出かけるとか言っていたぞ。だから今日は遅くなるらしいから食事はいいらしい」
「ほほう? そうなんか〜」
そこに主はやてがなにか悪巧みを考えたような顔になった。私はそれで少しばかり悪寒を感じたのは間違いではないだろう。
それから残りの食事を運んで二人ばかりいないが食事を開始した。
「なぁアインス…?」
「なんでしょうか、主はやて」
「確か明日はアインスは非番やったよね?」
「え? はい、そうですが…」
「ついでに士郎も非番やったよね?」
「あぁ。そうだがどうした。はやて?」
「うん。それを聞けて安心した。そんなら明日はアインスと士郎でデートをしてきたらどうや?」
「…は?」
「え…?」
私と士郎は同時に間抜けな声を上げてしまう。
いや、少しばかり待ってくれ。最近は特に進展もなかったのにいきなりデートとは…。
「あ、主? いきなりなにを…」
「そうです、はやて! 私を差し置いてご主人様とアインスがデートだなんて!」
「キャスター。今回はアインスに譲ってな。また今度キャスターの機会を作ってやるさかい」
「…それは本当ですね?」
「うん。夜天に誓ってな。だからキャスターは今度な?」
「はい、わかりました…」
キャスターはそれでシュンと落ち込む。
しかしまだ私と士郎は了承してませんよ? 主…?
「はやて。そのだな…」
「士郎は黙っとき。たまにはアインスをエスコートしてやりなさい」
「…了解した」
士郎は主はやての言葉にすぐに落ちた。
立場が弱いぞ、士郎!
「…さて、士郎も納得したし後はアインスだけやね?」
「………」
もう、退路はない。
ここはどうするべきか。
だがここで士郎がいつもより積極的に、
「アインス。明日、二人ででかけるか?」
『おー!』
士郎からのお誘いに私は思考を停止させる。
一同も驚きの声を上げている。
まさか士郎が主はやての提案に乗るなんて…。
「どうだ? アインス」
「わ、私でいいのか…?」
「ああ、構わない。私も二人きりで話したいことがあったからな」
「士郎! ついにいくんやね!?」
「はやての期待に添えるか分からんがな。いい機会だしな」
士郎はそう言って明日の話をし出す。
こ、これは本格的にまずいかもしれない…。
私は、二人きりというのに耐えられるのだろうか?
それは任務で二人で行動したこともあるがそれとは別物である。
や
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