機動戦士ガンダムSEED
0212話
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者という訳じゃないがな」
「へぇ、残念。透視とか使えたら便利なのにな」
「サイッテー」
ディアッカのその言葉に、ミリアリアが冷たい声で呟く。ちなみに、俺の近くにいる3人もどこか冷たい眼でディアッカを見ていた。
「俺の念動力も結構便利だぞ?」
「どういう風にですか?」
ディアッカに代わり、キラが聞いてくる。
「例えば俺の機体を覚えているか?」
「ええ。どことなくフリーダムに似た雰囲気を持っていたので印象深かったですけど」
「あの機体にはT-LINKシステムという装置が使われている。簡単に言えば超能力を使った機体制御システムみたいなものだな。自慢じゃないが、俺の反応速度はその辺のコーディネーターよりも格段に上だ。キラに調整して貰ったブリッツでも機体の反応速度が鈍く感じられるくらいだからな。今の所はT-LINKシステム搭載機くらいしか俺の反応にまともについてこられる機体はない」
さらに説明を続けようとした所で、レモンが後ろから抱きついて来た。
「アクセル、折角の祝勝会なんだから堅い話はその辺にしてもっと楽しみましょうよ」
「……それもそうだな」
レモンの言う通り、折角の祝勝会なのだ。それに明後日には宇宙に上がる事になっている。宇宙に上がれば連合やザフトとの戦いが激化するのは間違いない。その前にたっぷりと英気を養っておいた方がいいだろう。
こうしてその日の祝勝会は遅くまで皆で飲んで騒ぐ事になった。
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