第三十一章
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ダブルとアクセル達もだった、無事彼等の敵を倒し終えていた。全ての戦いは無事終わった。
火野とアンクは闘技場のモニターで全てを観てから外に出た、外には後藤達が揃っていた。
その中で伊達が二人に笑顔でこう言って来た。
「じゃあ帰るか」
「はい、そしてですね」
「美味いものでも食うか」
これが伊達の提案だった。
「そうするか」
「そうですね、それじゃあ今からバイクに乗って」
「クスクシエに戻って」
そしてそこでだというのだ。
「食うか」
「アイスだな」
アンクは何といってもこれだった。
「それだな」
「さて、それでは俺はだ」
「そうだね、僕もね」
左とフィリップは火野達から離れようとする、それは照井もだった。
だがここで亜樹子が彼等にこう言った。
「待つんや、こうした交流はするもんや」
「ではクスクシエに残って食えというのか」
「そう言うんだね」
「そや、ここは残ってしっかり食べるで」
「では一緒に食うか」
「クスクシエでね」
後藤と湊が亜樹子の言葉を聞いて言う、ライダー達はまずはクスクシエに戻った。
そこで知世子が出したベトナム料理で乾杯する、祝勝の宴が終わってからだった。
照井はベトナム料理の代名詞と言っていい生春巻を食べてからこう言った。
「ではいいな」
「ああ、そうだな」
「今日はこれでね」
照井の言葉に左とフィリップも応える。
「俺達は風都に帰る」
「そうさせてもらうよ」
「そうなんだ、それじゃあ」
「また会おう」
「何時でも待ってるよ」
左とフィリップは火野に微笑んで応える。
「俺達は仲間だからな」
「何かあったらうちの探偵事務所に来てね」
「ああ、じゃあそうさせてもらうよ」
火野も二人に微笑んで応える。
「その時はね」
「お金のことも相談に乗るで」
亜樹子は照井の横から明るく言って来た。
「そやからこれからもあんじょうな」
「ではな」
照井も微笑んでいる、そのうえでの言葉だった。
「また会おう」
「そちらも何かあったら来い」
アンクも風都の戦士達に告げる。
「何時でもな」
「わかった、そうさせてもらう」
照井はアンクのその言葉に応えながらヘルメットを被って彼のバイクに乗る、亜樹子はヘルメットを被ってその後ろに乗る。
左とフィリップもそれぞれヘルメットを被って彼等のバイクに乗った、そのうえで彼等は風都に戻っていった。
火野達はクスクシエに残っていた、その中でだった。
比奈と知世子が火野とアンクにこう言って来た。
「それで映司君達はこのまま残ってくれるのね」
「店で働いてくれるのね」
「ううん、また戦うことになるしね」
「それならな」
二人もこう返す。
「ここにいていいかな」
「残ってや
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