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なのは一途のはずがどうしてこうなった?
第六章 金髪娘の暴走
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喧嘩の後は仲直りだ。
互いの意見の平行線は折り重なる境界線上に落ち着く。
つまり、今後は全力で高町なのはを愛すこと。そして、襲われないように全力で逃げること。
それが互いの意見を合わせたものであり、決闘が引き分けた以上、互いの意見を尊重しあったものである。



フェイト・テスタロッサ・ハラオウンは正確にミウラ・ケイタの消費魔力量を見抜いていた。
決闘と言う名の訓練で処理された二人の戦いは引き分けに終わった。
高町なのはの消費魔力量は全体の7割近く消費されている。一方、ミウラ・ケイタの消費魔力量は全体の4割程度だ。
つまり、余裕を持って引き分けたのだ。
だが、フェイト・テスタロッサ・ハラオウンは知っている。
ミウラ・ケイタは戦いには精神力と集中力が必要だ。魔力を使い切る前に、精神消耗と集中力の消耗で戦えなくなるのだ。
磨耗した状態では魔力使用は難しい。

「つまり、今がチャンスだね? バルディッシュ!」
『ミウラ・ケイタは今、碌な魔法は使えないはずだぜ、マスター。俺が見るに、弱った得物だ。今なら美味しく頂ける好機だと見るぜ』
「うん! 行こうバルディッシュ!」
『了解した。ミウラ・ケイタは今自室にいることを感知している。高町なのはは疲れて医務室で睡眠中だ』

さすが、バルディッシュ。聞かなくても知りたいことを教えてくれる。



寝ている男を起こさない様に静かに部屋に侵入する。
ドアのロックはバルディッシュが破ってくれた。
侵入した後、ドアに再びロックをかける。

「スゥー、ハァー」

ミウラ・ケイタの部屋の匂いだ。
彼はベッドの中で眠っている。
服を脱いだほうがいいかな?

「どうすればいいと思う?」
『犯すべきだぜ。まずは起きない内に拘束しちまった方がいいだろう。その後は、好きに犯せばいい』

うん、なら。

「バルディッシュ!」
『イエス、マスター』

起こさない様にバインドをかける。
そして、歩みをベッドに向けて、

「はぁはぁ、もう、我慢できそうにないよぉ」

下着だけ脱いで、相手の足元から布団の中に侵入した。



布団の中、確かな温もりと熱く硬い物を握る。
そのまま、滑りこむように相手の顔を見る。
握った物を既に蜜に溢れて準備が整った所へ挿入した。
それでも相手は起きなかった。
痛みがあまりない。
話に聞いている限りでは初めては痛いはずである。
だが、それは自分の秘所の溢れ具合から自分で納得した。
必要以上な性的興奮で快楽しかなかったのだ。
彼女は思う、自身は淫乱なのかと。
それでも、性感と達成感からうまく思考ができず、腰を動かすだけのメスとなっていた。



ミウラ・ケイタは朝早く目覚めた。
そし
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