原作開始ですの
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工場区へと向かうと、そこでまさにお兄様がマリューに銃撃を放たれていたので、割り込んで刀で銃弾を斬り落としてやりますの。
「おっ、おいっ、今…………」
「あっ、アルフィミィ?」
「良いから、早く行くですの!」
「あっ、ああ」
アルフィミィは予定通りといか、なんというか、原作通りにカガリを押し込むですの。
「アルフィミィ、君も…………」
「問題無いですの、お兄様。アルフィミィはお兄様と同じコーディネイターですの」
「でも…………」
「それより、あの残ってる機体に乗るですの」
「いや、それはまずくない! 左ブロックのシェルターに行こうよ!」
「あそこはもう、何も無いですの」
携帯端末を見ながら、そう言うと、お兄様は呆れたような顔をしたですの。
「ハッキングしてるの?」
「非常事態ですの」
「便利な言葉だね。でも、わかった」
二人で機体へと走ると、マリューが撃たれかかっていたですの。
「危ないっ!!」
「え?」
振り返ろうとしたマリューが見たのは、ナイフで貫かれて銃を落としたザフト兵でしたの。
「アルフィミィ?」
「ふふ、そこの人、この代金は高いですのよ」
アルフィミィはそのまま手すりを飛び越えて、機体の上に着地し、駆け出して行くですの。ザフト兵は馬鹿にしたように笑って、サブマシンガンでこちらを撃ってきますが、それを避けたり、刀で切り落としたりしながら接近して、首を一閃して峰打ちで気絶させてやったですの。
「でっ、出鱈目な…………っていうか、アルフィミィちゃんじゃない…………」
「マリュー、72時間ですので、お久しぶりですの」
「知ってるの?」
「研究開発で知り合いですの」
「っ!?」
そんな事をしていると、マリューが撃たれて、お兄様が抱きかかえたですの。そして、赤服がナイフを持ってやってきましたの。
「アスラン…………?」
「キラ…………?」
マリューが銃を向けるより、早く接近して刀を振るうですの。
「ちっ!?」
「油断大敵ですの」
「がぁ!?」
アルフィミィはアスランのナイフを破壊して、蹴り飛ばしてやるですの。もちろん、手加減しているですの。
「急いで!!」
「了解ですの」
アルフィミィはお兄様、マリューと一緒にストライクへと乗り込んで行くですの。そして、原作通りにマリューが動かして行くですが…………弱っちいたらあらしないですの。もう、ジンごときにボコボコですの。流石にこちらの命令通りに、エクスバインは出して来ないようですの。アレはまだですの。それでも、ジンの性能は格段に上がってるですの。そして、同じくお兄様がマリューを無理矢理ど
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