#01
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の髪の男子生徒、女子生徒、銀色の髪の男子生徒の順に名乗っていき、鳴上悠と名乗った銀色の髪の男子生徒の顔をキャスターが興味深そうにのぞきこむ。
「あらあら、このお方、ご主人様には及ばないですけど中々のイケメン魂じゃないですか? それに何やら懐かしいような匂いもしますね?」
「え?」
「ああ、脅かしてしまったようですね。申し訳ございません。それでここがどこというご質問なんですけど、私もこの世界に来たばかりなんでよく分かっていないんですよ」
『ええっ!?』
キャスターの言葉に陽介と千枝は露骨に驚いてみせるが、悠だけは取り乱さずに少し考えて次の質問をする。
「それで二人はどこから来たんだ? 俺達のようにジュネスのテレビから来たのか?」
「ジュネス? テレビ? 一体何を言っているんだ? 俺達は……」
「あーーーーー!?」
北斗の言葉を遮って突然陽介が絶叫を上げた。
「うわっ!? な、何ですか? 一体?」
「い、いや……ちょっと尿意が突然襲いかかってきて……。ってゆーか、ここトイレどこだよ? トイレ!?」
「……………なんというかここだと落ち着いて話もできないな。とりあえず全員、校舎で話さないか?」
慌ただしくトイレを探す陽介を見て北斗はため息をつくと、自分達が来た旧校舎に繋がる扉を指差した。
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