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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
第一巻
【第三十四話】
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いる……。
「のびるぞ」
「わ、わかってるわよ!大体、アンタを待ってたんでしょうが!何で早く来ないのよ!」
「……なああんた、そんな無茶言うなよ」
「誰よ、アンタ!?」
キッと、睨んでくる二組の代表候補生、女子は皆こんななのかと勘違いしそうになる。
「一組男子、有坂だ。一応行っておくが世界は君を中心で回ってる訳じゃないんだ。此方にも用意とかあるんだし、織斑に用事があったなら昼休み直ぐに来たらよかったんじゃないのか?」
「……あ」
まさか思い付かなかったとかいうオチなのだろうか?
「まあまあヒルト。――それにしても久しぶりだな。ちょうど丸一年ぶりになるのか。元気にしてたか?」
「あ…、げ、元気にしてたわよ。アンタこそ、たまには怪我病気しなさいよ」
「どういう希望だよ、そりゃ……」
怪我病気希望とか確かにわけわからんな。
てか早く飯取れよ……。
「あー、ゴホンゴホン!」
「織斑、早く鯖の塩焼き取りな。後がつっかえてるんだ」
「あ、わりぃわりぃ」
そう伝えると、織斑は出されていた鯖の塩焼きを取り――。
「向こうのテーブルが空いてるな。行こうぜ」
「悪い。先に行っといて、量が量だけに何度か往復しないといけないからな」
俺はそう伝えると、端の受け渡し口へと移動した。
そこから少し離れた、約十人近くが座れるテーブルに移動した織斑や篠ノ之、二組の転入生。
その隣のテーブルにセシリアや妹、他に着いてきた女子たちが座った。
「はい、有坂くんおまちどおさま」
「いつもすいません、おばちゃん」
「いいんだよ、おばちゃん達も作ったかいがあるってもんさ。他のも出来上がったら呼んであげるから、先に食べておいで?」
そう促され、出された御盆をフルに持てる限り持ち、妹たちがいてるテーブルへとついた。
「一夏、そろそろどういう関係か説明してほしいのだが」
ついた瞬間、篠ノ之が織斑にあの子との関係を問いただしていた。
「篠ノ之、普通に考えたら友達だろ? それか付き合ってた、又は現在も付き合ってるとか」
持ってきた料理を、空いたテーブルの上にどんどんと置いていき、美冬の隣へと座る俺。
「べ、べべ、別に私は付き合ってる訳じゃ……」
「そうだぞヒルト。何でそんな話になるんだ。ただの幼なじみだよ」
「ふーん、いただきまーす」
織斑の幼なじみね、まあそんな所だと思ったが。
「……………」
「……? 何睨んでるんだ?」
「何でもないわよっ!」
箸を進め、どんどんと料理を平らげ
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