しろがねvsメイジ
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
とに比べれば、大分マシだと思うけどな」
その言葉にギーシュは黙るしかなかった
「さぁ、どうする?」
「……謝るよ」
「誰にだ?」
「ルイズとついさっきの使用人に謝るよ」
ナルミはギーシュの目を見た
(こいつは嘘を言っている目ではないな)
「今すぐに、言ってこい。」
ナルミはそう言うと、そのまま、広場を後にした。
あとから、見ていた貴族たちは我に返り、ナルミの行く方に向けて拍手喝采を浴びせた。
その最中、ギーシュはルイズとシエスタに謝ったあと、あることを質問した。
「彼は何者なんだい?」
二人とも、同じことを言った。
「「 分からない(りません)」」
この戦いを、オールド・オスマン学園長とミスター・コルベールが見ていた。
「あ、アレがガンダールヴの実力ですか?」
コルベールはオスマンに聞くと、
「いや、違うな、奴はまだ使ってはおらんよ」
「それでは、只の実力だけでメイジに勝ったと言うのですか?」
「かもしれんな」
「この事はやはり………」
「うむ、王室には伝えてはいかんぞ!あの暇人達が戦争の道具にしようとするのは目に見えておる!」
「それじゃあ」
「この事は黙っておれ。」
コルベールは無言で頷いていた。
グーキュルルル
ナルミがルイズの部屋の前まで行くとお腹が鳴り出した。
「やっぱり、少なすぎたかな?」
「ルイズの使い魔にしてはもったいないわよねぇ」
広場では、一人の女が燃え始めたのは言うまでもない………
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ