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ゼロと最後のしろがね
しろがねvsメイジ
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が出てきた。
「僕の二つ名は『青銅』よって、この青銅のワルキューレが相手をするよ。」
「その一体だけか?」
「何の事だね?」
「一体だけしか出せないのかって言ってるんだよ」
ギーシュは怒りで顔を赤くしながら
「き、貴様!………いいだろう本気で殺してあげるよ!」
バラの造花をさらに振り、七体の青銅のワルキューレを出した。 その七体は剣を装備していた。
「さぁ、殺れェェェ!!ワルキューレェェ!!!」
「ルイズ、シエスタ下がっていろ。」
ナルミはそう告げると、そのまま歩いていった。
ルイズはその場に立ちながら
「何、普通に歩いてんのよ!?死にたいの!?」
「死なねぇよ」
ワルキューレの一体が、ナルミに襲い掛かった。


ガキンッ!!

ギーシュは、驚きの表情をした。
いや、ギーシュだけではない、観戦していた貴族達もあり得ないと言う顔をしていた。
それもそうだろう、ナルミに襲い掛かったワルキューレはナルミのハイキックが顔面に当たり、一撃で粉々に砕け散ったのだから。
「自動人形に比べると、随分脆いんだな。」
ナルミはそれだけ言うとギーシュのところまで再び歩き始めた。
「く、来るな!来るな!!」
今度は1体だけ残し、残りのワルキューレを特攻させた。
三体はナルミの前でジャンプして空中から、三体はそのまま突撃した。
しかし、ナルミには掠りもしなかった。
ナルミは空中のワルキューレを無視して、前から来ている三体のワルキューレを一撃で破壊した。
真ん中のワルキューレを正拳で、左右から襲い掛かって来た二体を両手での裏拳で。
ナルミは後ろを向くと空中の三体が地面に降り立ったところだった。
「あり得ない…あり得ない!あり得ない!!」
ギーシュは、ワルキューレを自分の所まで、戻した。
「お、お前は本当に只の平民か?」
ギーシュはバラをナルミに指しながら聞いた
「平民?……いいや、違うなぁ!」
「それじゃあ、いったい何者だ!?」
ナルミはこう答えた









「………しろがねだ」
ナルミはギーシュの所まで 走り出した。
ギーシュは慌てて、ワルキューレ1体を壁にして下がった。
ナルミはワルキューレを跳び蹴りで粉砕して、さらに距離を積めた。
ギーシュは自棄になり、残りを突撃させた。
1体は空中から、
1体は前から、
1体は横から、
ナルミは、空中の1体を踵落としで破壊、
前の1体を頭突きで壊し、
横の1体の頭を掴んでそのまま、地面に叩き突けて粉砕、
後はギーシュのみとなった。
ナルミはギーシュの襟を掴んで
「さあ、覚悟はいいな?」
ギーシュの頬を叩いた。


パチンッ!!

ギーシュはその場で膝立ちになった。
「痛い!!」
「お前がしたこ
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