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連隊の娘
第二幕その四
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ーを迎えたいからだったからなんだ」
「それで一年で隊長に」
「だから言えるよ」
 マリーをじっと見詰めての言葉だった。
「僕は君が好きだ。そして」
「そして?」
「結婚しよう」
 プロポーズだった。
「僕とね」
「ええ、私も」
 マリーに異存がある筈がなかった。
「私もよ。二人一緒にね」
「ずっといよう」
「そう。また三人が巡り合えた」
 シェルピスもここで言ってきた。
「だからもう三人は離れないでおこう」
「軍曹も一緒にいてくれるのね」
「そうさ」
 優しい笑みでマリーに告げる。

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