行動開始〜
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・・」
「スプリガンは?」
「トレジャーハント関連と幻惑魔法かな。どっちも戦闘に不向きなんで不人気種族ナンバーワンなんだよね」
「うへ、やっぱり下調べは大事だな」
「ていうか説明文出てたような・・・」
「え、マジ?」
「マジ」
「・・・お、おお!ここがシルフの街かぁ。綺麗なところだなぁ!」
「(話逸らしたな・・・)」
「でしょ!」
そう言いながら街を歩くと・・・誰かやって来た。
「リーファちゃん!無事だったの!」
シルフの少年が手を降りながら近づいてくる。
「あ、レコン。うん、どうにかねー」
「すごいや、アレだけの人数から逃げ延びるなんてさすがリーファちゃん・・・って・・・」
レコンと呼ばれたシルフが俺を見てからキリトを見ると唖然とする。
「ケットシーと・・・スプリガンじゃないか!?なんで・・・!?」
後で聞いたのだが、リーファ曰く、ケットシーとシルフは代々仲が良いのだとか。その内同盟も組むとかなんとか・・・ちなみに逆にシルフとサラマンダーは仲がよろしくないらしい。
「あ、いいのよレコン。この人達が助けてくれたの」
「へっ・・・」
リーファがレコンを指差し、言う。
「こいつはレコン。あたしの仲間なんだけど、キミ達と出会うちょっと前にサラマンダーにやられちゃったんだ」
「そりゃすまなかったな。よろしく、俺はキリトだ」
「ええと、こいつの弟のコウハだよ」
「あっ、どもども・・・・・・いやそうじゃなくて!」
忙しい子だな。
「だいじょぶなのリーファちゃん!?スパイとかじゃないの!?」
キリトをずっと警戒しているレコン。
「(俺、スパイよりヤバイ事の副隊長だけどね・・・)」
「(あはは・・・)」
亞莎が苦笑する。
「あたしも最初は疑ったんだけどね。スパイにしてはちょっと天然ボケ入りすぎてるしね」
「あっ、ひでぇ!」
「はっはっは。兄貴はどっか抜けてるしねぇ」
「うっわ、酷い挟み撃ちだ・・・」
俺達が笑っているとレコンが咳払いする。
「リーファちゃん、シグルドたちは先に《水仙館》で席取ってるから、分配はそこでやろうって」
「あ、そっか。うーん・・・」
リーファはしばらく悩んだ後・・・
「あたし、今日の分配はいいわ。スキルに合ったアイテムもなかったしね。あんたに預けるから四人で分けて」
「へ・・・リーファちゃんは来ないの?」
「うん。お礼にキリト君達に一杯おごる約束してるんだ」
「・・・・・・」
レコンが俺たちを警戒しながら見る。・・・ははーん。
「なるほどな。大丈夫だよ少年君、そういっ
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