第四章 空白期編
第九十五話 『見つめ直す心…復活のエース』
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い、約束です》
そしてまたなのははレイジングハートを握りしめて涙を流した。
でも、もうそれは不安からくるものではない。
私達が安心できるものだ。
「シホちゃん、ひどいで…? こんなサプライズ、私達に黙っていたやなんて…」
そこにはやてが話しかけてきた。
みんなも続くように私に教えてもらえなかったことで不満の声を漏らす。
「そうだぞ!」
「うんうん!」
「ごめんごめん…でもみんなもびっくりしたでしょ?」
「それは…まぁ、うん」
「なら、それでいいじゃない? なのははもう不安な事はないわ。後は体を治すだけよ」
「呵呵呵! セイバーのマスターはなかなか粋なことをする!」
「奏者よ。そなたのその魂はとてもいま輝いているぞ。ますます惚れ直した!」
「シホ。とても今あなたはカッコイイですよ」
「ありがとう。ネロ、アルトリア」
「シホ…。なのはの心を救っていただきありがとうございます」
「オリヴィエ陛下…私にできるのはこれくらいでしたから」
「ですがなのはは笑顔を取り戻しました。感謝します」
「はい…」
それでその気持ちを素直に受け取ることにした。
そこになのはがやってきて、
「シホちゃん。レイジングハートに新しい力を与えてくれてありがとう!
そして…ううぅ、色々言いたいことがあるのに言葉が出てこない。でも、全部をひっくるめてありがとうシホちゃん!」
「ええ。だからなのはもこれからもリハビリを頑張るのよ」
「うん! 私、頑張る。そしてまたみんなのところに戻ってくるね! そして遅れを取り戻すんだ!」
「その意気よ」
「うん!」
それから全員でなのはを勇気づける会は行われていきその日は全員表情に陰りもなく楽しんだ。
◆◇―――――――――◇◆
そして時間は経ち勇気づける会も終了となりなのはは一時帰宅を許されて一度家に帰ってきていた。
それから私は高町家の家族全員を集めてある事をしようと話す。
気休めだけど私はなのはに対してある事を実施することにした。
「桃子お母さん、ちょっとなのはに試したいことがあるんですけどいいでしょうか…?」
「なに、シホちゃん…? 言ってみてちょうだい?」
「はい。どこまで効果があるか分かりませんけどなのはの快復がより早められるかもしれませんので…」
「シホちゃん…それって」
美由希姉さんに聞かれるが少し待ってもらって、
「ちょっと待ってくださいね…? 投影開始…」
私はギルガメッシュの原典宝具から解析して得たある宝具を投影する。
それは二匹の蛇が杖に絡まっているというものだ。
解析して使い方も分かっている。
これをなのはの前にかざして、
「いくわよ、なのは?」
「う、うん…」
「
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