暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic6恐怖!? プールに巣食うは水お化け〜8 of PentacleS〜
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ぇ。もう、エオスはどっちの味方なのって感じ。普通はお姉ちゃんでしょうが」
エオスの忠告は素直に受け入れておこうっと。セレネの愚痴を聞くことになったエオスに心底同情。しょうがないわねぇ。可哀想なエオスを助けるためにいざ行動をと思えば、
「判ってないなぁセレネは。プールなんかより温泉だよ。この海鳴温泉ってとこ。行く予定があったら教えてよアリサ。絶対に私も連れて行ってもらうから。たとえ置いて行こうとしても荷物に紛れて行くからさ。私、セレネよりしつこいよ?」
「エオス。あんたもなわけ・・・orz」
結局はセレネと双子ってわけで。違いは惹かれるものがプールか温泉かってだけ。助けるのを諦め・・・ううん、やめた。あたしが帰ってくるまで大人しく留守番してなさいよ。
†††Sideアリサ⇒はやて†††
輝く太陽。雲1つとあらへん青空。今日、わたしらは新しく出来たレジャープールを訪れた。わたしとルシル君。そして、「じゃあフェンリル。はやてを任せたぞ」わたしの車椅子を押してるルシル君が、ルシル君の隣を歩いてる綺麗な女の人、フェンリルさんに声を掛けた。フェンリルさんはホンマに美人さんで、長い黒髪に蒼い瞳、白い肌、なんでかメイド服を着てて、ここに来るまで男の人の視線を集めとった。
「はーい♪ それじゃあ、はやて。私がマスターに代わって着替えとか手伝うから安心してね〜♪」
「うん、お願いします♪」
施設のエントランスホールで、ルシル君からフェンリルさんに車椅子の持ち手が変わる。フェンリルさん。ルシル君が言うには魔法使いのサポートをする動物らしくて、フェンリルさんの正体はものすごく大きな狼さんみたい。そんなフェンリルさんがどうしてわたしらと一緒に居って、こうしてプールに来てるか。それは昨日、わたしがふと漏らした独り言が始まりやった。
――プールかぁ。一度でええから行ってみたいなぁ――
――それじゃあ行ってみるか? 今朝のチラシで見つけたんだけど、市内に温水プールが在るそうじゃないか。しかもただのプールじゃなくてレジャー系だそうだし。スライダーとか面白そうだ。それに今日は平日。それなりにゆっくりと過ごせそうだと思うけど?――
――わたしもそのチラシ見たんよ。そやけどわたしの足って動けへんから当然泳げへんし。それに、その・・・水着の着替えとか難しそうやし――
――じゃあ着替えとかを手伝えればいいんだな――
――うん・・・って、ルシル君のエッチ! さすがに女の子っぽい言うてもルシル君は男の子やで!!――
――早とちりしない!・・・最後まで聴け。ある魔法を試したいんだが、その試験ついでに男の私に出来ない手伝いをさせる子を召喚しようと思う――
――召喚・・・?――
そんな感じでルシル君が喚び出した
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