暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic6恐怖!? プールに巣食うは水お化け〜8 of PentacleS〜
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・・」
「そうだよっ!・・・それに僕も一緒に戦うから。魔力も回復してきてるし、結界や捕獲は僕が担当するよ。元々そっち系が得意なんだし。だからなのはは心配しないで。焦らずじっくり、そして確りと苦手な魔法をも使いこなせるように憶えていこう」
「そっか。うんっ。ありがとう、ユーノ君。あ、ふと思ったんだけど。私とユーノ君っていいコンビじゃないかな? 攻撃と防御、封印が私。捕獲と結界はユーノ君。苦手な部分をお互いにカバーすることが出来るんだよ」
そうだよ。私たちは1人じゃないんだ。一緒にジュエルシードを回収する。今は全然ダメでも、たくさん練習して、ユーノ君のお手伝いを出来るようになりたいなぁ。俯いてたユーノ君も「そうだね。2人なら何でも出来そうだよ!」元気になってくれたし。
「あ、もうこんな時間だ。帰ろっかユーノ君」
魔法の練習の終わりを知らせる携帯電話のアラームも鳴ったし、朝ごはんに間に合うように帰らないと。
練習場所に選んでるここ桜台登山道を下ってる中、「アリサちゃんからメールだ」こんな朝早くからメールなんて。携帯電話をポケットから出してメールを確認する・・・んだけど。
――なのは! 今日の放課後だけど、みんなで新しく出来たプールに行くっていう約束、憶えてるわよね? 今日は午前授業だし、そのままプールに直行したいから水着を学校に持って来てД△÷○梶\―
「うにゃ? 文字化け・・・?」
どういう内容かは伝わって来るから困ることはないけど、メール打ってる時に何かあったのかなぁ・・? それはそうと「プールの約束。忘れてたぁ・・・」魔法とかジュエルシードのことで頭がいっぱいになってて、すっかり忘却の彼方へ飛んでた。「にゃはは」って苦笑いしてると、ユーノ君に「どうしたの? なのは」って訊かれたから、
「えっと、ユーノ君と出会う前に友達の子と約束したんだよ。今日、プールに遊びに行こうって♪」
携帯電話のメモリーに有る私とアリサちゃんとすずかちゃんが一緒に映ってる写真をユーノ君に見せる。写真を見せながら「右の子がアリサちゃん。左の子がすずかちゃん」大好きで大切な親友2人を紹介する。いつかちゃんと2人にユーノ君を紹介したいけど、ユーノ君が言うには魔法の無い世界で魔法を知るのはあまり良いことじゃないようで。
魔法を知って、そして扱える幾つもの世界には共通してそういう法律があるみたい。ユーノ君の場合は、自分が罰せられる覚悟があるっていうことで私に魔法を託したって言ってた。もしその時が来たら、私、ユーノ君のことを許してもらえるように頼み込むつもり。
(もし教えても良いって言われて、お話ししてみたとする・・・)
――はあ? 魔法ってあんたねぇ。リアルとファンタジーくらい分けないと可哀想な子になっちゃうわよ?――
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