暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic6恐怖!? プールに巣食うは水お化け〜8 of PentacleS〜
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ュエルシードを発掘した、ミッドチルダの魔導師だ」
「わ、私は高町なのは。この世界の住民で、ユーノ君の魔法の力を借りて、ジュエルシード回収の手伝いをしてるの」
自己紹介を終えると、「・・・テスタメント。それが私の名前」黒い子も名前を言ってくれたんだけど・・・。名前らしくない名前。テスタメント。英単語にあったような気がする。やっぱり偽名、だよね・・・?
「じゃあ、テスタメント・・? 君がジュエルシードを集めている理由を教えてほしい。なのはから一応聞いたけど、それが事実かどう――」
「もちろん事実。ジュエルシードの力を使って、人ひとりの人生を助ける。悪用はしない。それだけは信じてもらっていい」
そう言った黒い子は鎖を砕いた。ユーノ君が「バインドブレイク・・・!?」って驚きを見せる。黒い子は「今日のところはジュエルシードはあなたに預ける」って言って、ブツブツ何かを呟いた後に右手の平を私たちに向けた。創り出されるのは銀色に光り輝いている魔力球。攻撃だとしたら、今のユーノ君に防げるか判らない。だから私は前に躍り出て「待って!」防御魔法の発動を準備した時、黒い子がその魔力球を殴った。
――クラッシュホール――
すると魔力球が炸裂して、目が開けられない程の光が溢れて、それに耳を塞がないといけないくらいの大きな音が生まれた。
「何コレぇぇぇええええッ!?」
『ぅぐ、爆発的な光と音による視聴覚封じの魔法だ・・・!』
光と音が治まったことが判って目を開けると、そこにはもう黒い子は居なかった。
†††Sideなのは⇒ルシリオン†††
ジュエルシードが発動する日が今日だったとはな。フェンリルを召喚したことで大した戦闘は出来ず、ジュエルシードをなのはに取られた。先の次元世界ではなのは組が回収した物だから元より強奪しようとは思っていなかったが、目前に在るとつい取りたくなった。ダメだな。少しは自重しなければ。
「あ、おーい! ルシルく〜〜〜ん!!」
「マスタ〜〜〜♪ こっちだよ〜〜〜♪」
屋外のプールで、浮き輪でプカプカ浮いているはやてとフェンリルが大手を振って私を呼ぶ。プールサイドを早足で歩き、「待たせた」はやて達と合流したら、「お疲れ様や、ルシル君。怪我とか大丈夫やった?」なんて気遣いの言葉を掛けてくれた。
「バレてたか?」
「うん。フェンリルさんの堅い言い方が変に思うてな」
そう言えば私を送り出してくれる時、堅苦しい言い回しだったな。浮き輪に乗っているフェンリルが「私のキャラじゃなかったか〜」そう苦笑い。
「ああ、万事解決したよ」
とりあえずはやてを安心させたいがために笑顔を作る。
「そっか。それやったらもうちょっと遊んでいかへん?」
「もちろんだ♪」
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