由比ヶ浜 結依のお悩み相談
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比企谷と引きこもりをかけた蔑称だと分かるけど、アッキーか!始めてあだ名付けられてちょっと嬉しいんだけど』
「嬉しくねぇよ!お前のそれも恐らく蔑称だからな!」
つーか彼女は一体だれなんだろ?
いかにも今時の女子高生って感じでこの手の女子はよく見かけるのだが生憎と彼女との接点がないからな。てかそもそも女子との接点が皆無だし……雪ノ下?いやあれは例外だろ。だってあいつは美少女の皮をかぶった鬼畜、悪魔超人だぜ。
「春夏君、あなたとても不愉快な事を考えているでしょう?」
『カ、カンガエテナイヨ』
な?何故わかったんだ?人の思考を読み取るとか雪ノ下パネェ。まさかイノ○イターなんじゃ?
雪ノ下はそんな俺の様子を見ると溜息を吐く。
「はぁ。まぁいいわ、あなたの様な劣等種と話していてもつまらないもの」
『ねぇ。なんでサラリと劣等種扱いするんですか?お前はどこぞの金ピカ英雄王か』
俺と雪ノ下のやり取りを遠目に見ていた比企谷は彼女が立ったままだということに気づくと。
「あいつらのアレはいつもの事だから……まぁ、とにかく座って」
さりげなく椅子を引いて彼女に席を勧める。やたら紳士的なのは何かやましい事でもあるのだろう……おっぱいガン見したとか?
「あ、ありがと……」
彼女は戸惑った様子ながらも、勧められるままに椅子にちょこんと座る。正面に座る雪ノ下が彼女と視線を合わせた。
「由比ヶ浜 結衣さん、ね」
「あ、あたしのことしってるんだ」
彼女、由比ヶ浜 結衣は名前を呼ばれて表情を明るくする。雪ノ下に知られていることが嬉しいらしい。
「お前よく知ってるなぁ…。全校生徒覚えてんじゃねぇの?」
『さすが完璧超人』
「そんなことないわ。あなた達のことなんて知らなかったもの」
『そうかよ……』
「別に落ち込むようなことではないわ。むしろ、これは私のミスだもの。あなた達の矮小さに目もくれなかったことが原因だし、何よりあなた達の存在からつい目を逸らしたくなってしまった私の心の弱さが悪いのよ」
「ねぇ、お前それで慰めてるつもりなの?」
『慰め方下手すぎんだろ!最後俺達が悪いみたいな結論になってるからな?』
「慰めてなんかないわ。ただの皮肉だもの」
『なお悪いわっ?』
雪ノ下はそれこそこちらに目もくれず、肩にかかった髪をさっと手で払った。
「なんか……楽しそうな部活だね!」
由比ヶ浜がなんかキラキラした目でこちらを見ている。……は?この娘何言ってんの?頭の中お花畑なのか?
「別に愉快ではないけれど……。むしろその勘違いが不愉快だわ」
雪ノ下も冷ややかな視線を送っている。それを受けて由比ヶ浜はあわあわ慌て
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