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魔法科高校の神童生
Episode12:風紀委員会、始動
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姉さんと別れてから、洗面所で頭をスッキリさせた俺は、現在自室でテレビ電話を繋げていた。


「うん……そうだね、相変わらず分からず仕舞いだよ」


『そうだよな…オレも、独自に探っているんだが、解明には程遠い」


「もしかしたら、既存の魔法の概念とは別として考えたほうがいいのかもしれないよ」


『ああ。ここまで来ると、その可能性も視野に入れなければならなくなってくるな』


「……と、なると、古式魔法を調べてみるのが妥当かな?」


『古式魔法か……ふむ、隼人の自然現象発生魔法と関係のありそうな、精霊魔法から調べてみるとするよ』


「ありがとう、俺もある程度は調べてみるから」


『ああ、頼む。っと、それはそうと隼人、スバルから聞いたぞ。魔法科高校に新入生中二位で入ったんだってな、凄いじゃないか』


「な、なんで姉さんがそれを知ってるんだ?」


『まあ、いいじゃないか。スバルだぞ?』


「まあ、確かに」


『それはさておき。よく頑張った隼人にはご褒美としてなにかお土産を買ってきてあげよう。なにかリクエストはあるか?』


「ん、ありがとう。でもなー、あんまこれといったものはないんだよね。だから任せるよ」


『わかった。じゃあな隼人、スバルにも宜しく言っといてくれ』


「うん、じゃあね父さん(・・・)



『ああ、おやすみ』


以上。今日のお勤めしゅうりょー!


「はー、眠い眠い。寝よ」


父さんとの電話を終えた俺は、容赦無く襲いかかってくる眠気に抗うことができずに、早々にベッドに入って電気を消した。


「あ、そういえばエイミィからメール来てたっけ」


返信しとかなきゃなー、明日ドヤされるのも嫌だしね。
端末を開いてエイミィにメールで返信したあと、俺は今度こそ深いまどろみの中に意識を落とした。


















翌日、朝起きると、
My sister is cooking now.だった。


「朝っぱらからデストロイヤーを撒き散らさないでくれぇぇぇぇ!!」


そんな感じに叫びながら、ああ、今日も長く辛く、そして面倒な一日になることを確信する俺であった。くすん。















授業は終わり、放課後。


「よっす、達也」


「ああ、隼人か」


俺は招集がかかったため風紀委員の本部を訪れていた。なんか、昨日見たときより凄い綺麗に片付いているんだけど。


「座ろっか」


「ああ」


本部に渡辺委員長が入ってきたのを確認
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