第十九話
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第十九話 くつろいでいる中で
ライゾウは家の中でくつろいでいた、テレビを観てミルクを飲みながらそのうえで楽しんでいた、タロも一緒だ。
タロもテレビを観てドッグフードを食べている、違うのは食べているものだけだ。
その中でだ、ライゾウはふとこうタロに言った。
「なあ旦那」
「ああ、感じたんんだね」
「旦那もなんだな」
「今感じたよ」
一緒にテレビを観ながらの言葉だ。
「はっきりとな」
「そうだよね、この気配は」
「猫とな」
「犬だね」
二匹同時に言う。
「おいら達と一緒だよ」
「そうだね、種類まで一緒とは限らないけれど」
「見に行くにしてもどんな連中だと思う?」
ライゾウはテレビの前に猫座りをしている、そのうえでの言葉だ。
「スコティッシュフォールドじゃなかったらアメリカンショートヘアだといいな」
「ライゾウ君アメリカンショートヘアも好きだね」
「うん、好きだよ」
実際にそうだと言うライゾウだった。
「スコティッシュフォールドって親の片方はアメリカンショートヘアだからさ」
「それでだね」
「そうだよ、まあそうでなくても別にな」
いいというのだ。
「結局どの種類でもいいさ、猫ならな」
「そうだね、僕も性格がどうかだから」
「結局あれだよな、猫も犬も性格なんだよ」
種類でなくそこが問題だというのだ。
「シャム猫、まあシャム猫が全部じゃないけれどさ」
「ああいう高慢な性格?」
「結構シャム猫のお婆さんで多いんだろ」
ツンとした性格fがだというのだ。
「ああいうのはどうしても好きじゃないんだよ」
「ライゾウって偉そうなの好きじゃないよね」
「嫌いだよ」
実際そうだというのだ。
「おいら砕けたのが好きだからさ」
「いや、結構ご主人に言われてない?偉そうって」
「あれはご主人が誤解してるんだよ」
ライゾウが言うにはそうなる。
「おいらはあくまでざっくばらんなんだよ」
「ざっくばらんで偉そうとかは?」
「だからそれは旦那の誤解なんだよ」
あくまでこう言う、そう言ってだった。
ライゾウとタロは今はまだテレビを観続けていた、そしてこう言い合う。
「じゃあこの映画が終わったらな」
「ハリー何とかね」
「このポッターとか言うの観たら出ような」
「それからでいいね」
こう話して今はテレビを観る、まずは映画鑑賞だった。
第十九話 完
2013・3・17
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