第二十四章
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い攻撃を浴びせる。それに対してロストアンクも反撃を浴びせる。闘いはかなり激しい。だがそれでもだ。オーズはこう言うのだった。
「これは」
「!?」
「アンクと似ている。やっぱり君は」
「僕は。一体」
「アンク、アンクなんだ」
ロストアンクの攻撃からだ。彼がアンクだと察したのである。
「アンクだ、間違いない」
「僕はあいつじゃない」
ロストアンクはオーズのその言葉を否定した。彼としてはそうしなければならなかった。
そしてだ。オーズに対して反撃を浴びせてだ。爪を繰り出し言ったのである。
「僕は僕、アンクなんだ」
「アンクもそう思っていたよ」
だからこそ彼を消したのだ。偽りの自分だと断定してだ。
だがそれもどうやら違うとだ。オーズは彼自身との闘いでわかったのだ。それでだった。
あの紅いアンクを出した。それをだ。
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