家出姫
才姫戦争
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。お返しとばかりに杖を振り上げ石突で顎を狙うが、セリナは首を傾けることで回避し左脚でエリザの足を引っ掛けて転ばし、右肩からボディプレスをかける。
「つっ」
「そこ!」
寸の所で横に転がって避け、杖を振って魔力弾を受け身をとったセリナに放ち命中させる。
魔力弾は寸分違わず命中し辺りに爆炎が立ち込める。その隙を見てエリザは立ち上がり追撃の魔力弾を放つ。これぐらいで死ぬわけがない。あいにくここは洞窟の奥深く。強力な光魔法は使えない。繰り出せば彼女自身も被害を受ける。
すると爆炎の中から紫電が飛んできた。
いきなりのことだったのの回避が間に合わず直撃してしまう。
「痛いかったじゃない。お返しよ。」
もうもうと立ち上がる煙の中から少し衣服のほつれた姿でセリナが出てきた。
「お返しありがとう。でも、このお返しはいらないわ。」
対するエリザも所々衣服が破損している。
「うふふ、そう来なくっちゃヤり甲斐がないわよ?」
「そうですね。では一撃で決めてしまいましょうか?」
「その話、乗った!」
両者が夥しい量の魔力をチャージする。そのせいか空間が少し歪んで見える。
「Donner・Magier!Gott・Donner(神雷)!」
「Licht・Magier!Light−Beweis(光爆)!」
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