第2話 学校案内、そしてレクリエーションです
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「2人は何がしたい?」
「えっと……………どうする?」
「どろけいってなんだろう………」
そう言えばそれはお兄ちゃん達から聞いたことが無いなぁ…………
ドッジボールの事は星お姉ちゃんから詳しく聞いてるけど。
「それじゃあどろけいで」
「分かった、どろけいね。みんな〜!どろけいしますよ〜」
凄く楽しみです。
「ルールを説明しよう!!ルールは簡単!!警察が泥棒を捕まえる。それだけだ!!」
「違うでしょ…………捕まっても、檻にいる泥棒をタッチすればまた逃げられるの。制限時間までに全員捕まえれば警察の勝ち。逃げ切れば泥棒の勝ち。あっ、ちなみに校内に入っちゃ駄目だからね」
なるほど…………
「それじゃあ警察と泥棒に別れましょうか」
先生の一声で私達はそれぞれ別れました。
警察
千歳、ルーテシア、etc(クラスの3分の1)
泥棒
エローシュ、小岩井、キャロ、etc(クラスの3分の2)
「諸君、作戦を説明する!!」
校舎裏にある物置小屋裏で、泥棒のみんなで集まっています。
ちょっと狭いけど、我慢しよう。
「各自逃げるのは複数で逃げろ。捕まっても救出に一人で行くことを禁止する!片方が捕まった場合は誰か別の組と行動するように!」
そう言われて、男の子一人が手を上げる。
「エロ隊長、どういうことでしょうか?」
「エロ隊長はやめてくれ!内容は簡単だ、単独で助けようとしても返り討ちにあうだけだからだ!」
次に別の男の子が手を上げた。
「ですが、少数になった場合はどうしますか?」
「その時はこの忍者の末裔佐助がみんなをパパっと助ける。だから無理して救助に当たらなくていい」
「任せろ…………」
サムズアップして宣言する小岩井君。
凄く自信があるみたいです。
「よし、それじゃあ、最後まで生き残って勝利の美酒を飲もうじゃないか!!」
エローシュ君がそう宣言して泥棒のみんなは散らばりました。
「なるべく見つからないように…………」
私はハッキリ言って運動が苦手です。
と言っても家の皆さんが運動神経が良いだけなのかもしれませんけど…………
あっ、ちなみにルーちゃんは運動神経良いです。
アジトで走り回って速くなったって言ってましたけど…………
羨ましいです…………
そんなわけで私はブランコ裏の茂みに身を潜めています。
隠れるのは得意です!!
「有栖ちゃん、ここにいたのか」
「あっ、エローシュ君」
「エローシュちゃうわ!…………でみんなどうだ?」
「うまく逃げているみたいだよ」
2人で基本動いているので、追
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