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有栖キャロの小学校物語
第1話 今日から小学生です
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は悪くない!俺達男子は先生の際どいアングルを撮りたかっただけなんだ!!』

『かばってるようだけど、他の男子にも飛び火してるわよ。』

『そうだぞ、黙れエローシュ!!』
『しゃべりすぎだぞ、アホエローシュ!!』
『変態!!エロガキ!!だからエローシュって呼ばれてるのよ!!』

『ふっざけるな!!勝手に変なあだ名つけたのかと思えば、今度はエロいからだと…………あれ?ベストマッチじゃね?』
『…………もはや変更しようがない。』
『あきらめるな親友、何かあるはずだ!何か……………』

いつになったら中に入れるのでしょうか……………

『もういいから一旦静かに!!これ以上転校生を待たせちゃいけないじゃない。それじゃあ2人とも入って。』

と、とうとうこの時が…………
ま、また緊張してきた…………

「行こう、キャロ」
「は、はい!」

私達は教室に入りました。








「は、はじましゅて、あ、有栖キャ、キャロでしゅ!」

パチパチパチ!!
皆さんが暖かい拍手を…………

って何かが違う気がする!

「キャロちゃん可愛い〜俺と結婚してくれ〜!」
「黙れ変態エローシュ!!」
「やかましいから夏穂は黙ってろ!」

け、結婚って…………
私はお兄ちゃんに…………

「ルーテシア・アルピーノです。でももしかしたらグランガイツになるかもです」

ええっー!?聞いてないよー!?

「確かに仲がよかったけれど、それほどだったの!?」
「結婚式のときは是非来て」
「うん!今日の内にお兄ちゃんに言っておくね!」

よかった、今日はすぐ帰ったらみんなに報告しなきゃ!

「あのね、二人とも…………」

「「はい?」」

「歓迎しようとしてたあの子達がかわいそうだから、後にしてもらっていい?」

「「あっ」」

みんなを見てみると気まずそうに手を下ろす人がしばしば。
恐らく拍手してくれるつもりだったんだと思う。

何かごめんなさい………

「さあ、質問タイムよ。好きな質問をどうぞ」

「はい!」

「はい、花井さん」

「好きな食べ物は何ですか?」

好きな食べ物ですか?
えっと…………

「私はシチューです」
「ルーはハンバーグ」

「俺はまさかのカツオのカルパッチョ!!」
「いや、聞いてないから…………」

「ていうかエローシュ君?それって居酒屋のメニューじゃないのかな?」
「いやいやいや、こんな子供がウォッカやテキーラやほろOいを飲めるわけないじゃないですか〜」
「…………詳しい」
「むしろ飲んでるでしょ?」

「そ、そんなことねえよ夏穂。ほろOいなんかはジュースと変わらないとか思ってないから!
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