第4章:モンバーバラの姉妹は狼と行く
第3話:敵討ちなんて凄いッス!
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かは白兵戦に長けている。
口を塞がれただけで、男共に犯されそうになっているお嬢ちゃんには負けやしないだろう。
普段、周囲には強すぎる人達で溢れているが、賢者(魔法使い+僧侶)の魔法と努力中の剣術があれば、結構強い男だと自負しております。
「姉さん! ウルフさんは私達の仲間ですよ。無意味に競い合わないでください!」
ミネアさんは良い子だなぁ〜…
でも慣れって怖い…どっちかつーと、マーニャさんとの方が会話をしていて楽しいよ。
俺の周りにはこんなんばっかだし…
「わ、解ってるわよ…番犬の実力を確認しておきたかっただけじゃん!」
「まぁ、番犬なんて失礼ですよ!」
大丈夫ですよミネアさん…ポピー義姉さんに言われ続けてますから。
『お前はマリーの番犬だぞ!』って言われ続けてますから!!
「気にしないで…俺は番犬ですから!」
「そんな…自分を卑下しないでください」
「いえ…番犬でありバター犬でもありますから! さぁマーニャさん、バター犬としての俺をご堪能してください! 俺の彼女…マリーが絶賛したテクニックですよ!」
悲しそうに慰めるミネアさんを手で制し、マーニャさんの前で片膝を付き見上げる俺…
ポピー義姉さんには危険だけども、あんな女性がそうそう居るとは思えない。
この嬢ちゃんなら平気だろう。
「ば、馬鹿か…そ、そんなことする訳ないだろ! げ、下品な事を言うな!!」
おや? ほぼ下着のコスチュームで、踊り子として良い女ぶっているが…
もしかしてマーニャさんは処女か?
顔を真っ赤にして恥ずかしがっちゃったぞ!?
何かギャルっぽい感じで、多数の男をくわえ込んでいると思っていたが、この調子で世界を旅していれば、初めての相手はリュカさんになりそうだな(笑)
「あの…バター犬って何ですか? 何が下品なんですか?」
100%処女であろうミネアさんが、お上品な口調で先程の会話を尋ねてきた。
他の女が言ったらカマトトぶってるとしか思えないのだが、ミネアさんが言うと本当に聞こえてくる。
でもリュカさんが奪うんだろうなぁ(笑)
「良いのよミネア…アナタは知らなくて。アンタも、あんまし下品な事を言うんじゃないわよ!」
「俺の所為ッスか!? 我が家の基準じゃ、この程度はあんまり下品にならないんだけどなぁ…」
ウルフSIDE END
(モンバーバラ周辺)
マーニャSIDE
最悪な家庭環境ね!
まったく…ミネアに悪影響を及ぼしたく無いのに…
この娘には何時までも純粋無垢なままでいてほしいのよ。
「はぁ…まあ良いわ。そんな事より、アンタも憶えておいてよね! 私達の捜しているお父さんの敵は『バルザック』って男だから…行く先々で情報を集めてよね!」
私達にウルフ程の画力が
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