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自由の灯り
第十五話
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ルを無視すると、荷物を探しを再び始める。
少ししてからキャナルも元に戻り、荷物を探し始め、数時間かけて荷物を発見する。

「これか、よし帰るぞ」
「はいですぅ~♪」

二人はルバーブ連山を下り始めた。
帰り道、キャナルはルバーブ連山の崖の側を走り回っていた、崖の下は流れが強い川で落ちたりしたら、危険だと思い、ヴェントが注意する。

「キャナル、危ないぞ」
「大丈夫、大丈夫ですぅ~♪」

キャナルはそう言いながら、崖の側をピョンピョン跳び跳ねると、さすがにこれは本当に危険だと思いヴェントはキャナルの側に近寄る。
その瞬間

「・・っえ?」
「!?キャナル!!!」

突然キャナルの足場が崩れ、キャナルは真っ逆さまに崖に向かって落ちていく。
ヴェントは急いで崖を飛び降りて、キャナルの腕を掴み自分の方に抱き寄せる。

「ヴェ・・ント?」
「ったく!絶対俺の側から離れるな!!」

ヴェントはさらに強くキャナルを離さないように抱き締め、二人は川の中に落ちる。
流れが強いせいか上手く身動きがとれず、キャナルは苦しそうにしていた。

「おい!キャナル!!大丈夫か!」
「はぁ・・はぁ・・・あたし・・およ・・ない・・・で・・」

ヴェントは必死にキャナルが溺れないようにするが、さらなる悲劇が二人を待ち受けていた。
川に流されている方は滝になっており、後少ししたら二人は滝から落ちてしまう。

「っくそ!キャナル!頑張れ!!俺がお前を死なせたりしないから!!」
「う・・うん」

二人はそのまま滝から落ちてしまい、とてつもない衝撃が二人を襲った。
そのまま二人の姿は川の中に消えた。


続く

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