第三章 結びと親友
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ホテルと言っても様々な種類のホテルが存在する。
ミウラ・ケイタが選んだホテルは所謂《いわゆる》高級ホテルであった。
一階にはレストランがあり、地下にはバーがある。
一泊の料金は、一般社員の給料に結構なダメージを与える金額であり、レストランの方も有名料理人が創作料理を振るう高級レストランである。
そのレストランでミウラ・ケイタ、高町なのはは食事をして、そのまま宿泊するつもりなのだ。
表向きは今後の教導官同士での語り合いで、それは仕事である。
仕事である以上領収書を切るのだが、ミウラ・ケイタは自腹を切る事を決断していた。
それは、後々に余計な詮索を与えない為の対策である。
さらには、昨日高町なのはの友人たちに釘を刺されたのにも関わらず翌日にまさか約束を違えるとは思いもよらないであろう迅速行動であった。
だからこそ、二人きりでホテルに外泊できたのである。
事の始まりは意外にも、女性である高町なのはからであった。
唇を求め合う。
唐突ではあったが、そういった行為をすると約束をしていたので応じた。
お互いに管理局から支給された制服であったが、それはすぐに無くなり互いに生まれたままの姿になった。
――息を呑む。
「綺麗だ」
それが男の感想であった。
女性の身体という物を初めて直視したのだ。
綺麗だと言う感想意外に何も思いつかない。
高町なのはの素肌は透き通るような白。
シミひとつ無い肌に、女性らしいふくよかな胸。
腰回りは、細く引き締まっていた。
曲線的な美がある。
脚は、スラリと伸びており、灯りにより光沢感があった。
ベッドの上、恥ずかしそうに局部を手で防いで、高町なのはは顔を赤くしていた。
「明かり消して、恥ずかしい」
薄暗い光の下一つのベッドで重なりあう。
互いに初めてである。
それでも、男の方がリードする。
知識だけは人一倍あると自負する男は女の身体を喜ばせる事にした。
完全に受けるだけの女は初めての性感に不安と喜びがあった。
男は、不安を感じ取りゆっくりと、優しく女の躰を刺激する。
唇、首、鎖骨。
それぞれに、舌や、指で愛撫した。
始めて触る女性の素肌は、柔らかさとしっとりとしたものがあった。
胸は吸い付くような弾力と、感触。
グニュグニュと形を変えるが、しっかりと反発して、元の形に戻るのだ。
上半身から下半身へと愛撫が移動する。
腰から手を滑らせて、臀部へ。
胸より弾力があり、相手の反応も強い。
太股の外側から内側へ、手と舌で蹂躙する。
女性のモノは、しっとりと濡れていた。
丘があり、谷がある。
割れ目の谷には、舌を使った。
恐る恐る、という舌使いで谷を攻める。
泉から水が溢れ出る。
潤滑油を指に絡めて利用する。
谷の奥。落とし穴に指を
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