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ソードアートオンライン 弾かれ者たちの円舞曲
第壱話 《損傷した者》〜前編〜
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恐らくシキ達と同じようにここに強制転送されたのであろう。
人々はしばらく黙っていたが、やがてザワザワという声が徐々に増え、「これでログアウトできるのか?」などという声がし始めた。
ざわめきは時間の経過と共に苛立ちとなり、「GM出てこい」「早くログアウトさせろ」という喚き声まであちこちから聞こえ始める。
と、その時。
地上のプレイヤー達から目を背けるかたちで天を仰いでいたシキは、唐突に空を埋め尽くす真紅の文字列を確認した。
「おい、皆上見ろ……!」
シキの言葉に、他の三人も天を仰ぐ。
真っ赤なフォントで表示された文字列は【Warning】、更には【System Announcement】と読めた。
「……ようやく運営のアナウンスがあるのか」
ほっと安心したような表情で息を吐いた黒髪の青年だったが、即座にそれは覆されることとなる――――。
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