最終話 裏切
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その言葉に足を止め、顔だけを此方に向け応えた。
レナード「‥‥“ ”。」
草薙は目を見開いた。
口ずさむ様にレナードが呟くが草薙以外には聞こえなかったのだろう。レナードはそれだけを言うと、再び歩き始め扉の向こうに姿を消した。
「あの三人を拘束しろ!」
マット「うわぁー!」
アリス「マット!っ、きゃあ?」
草薙「アリス!マット!くっ、」
草薙は拘束しようとした隊員を蹴り飛ばし、少佐は窓を突き破り逃げた。
森の中を逃げていると
、後ろから誰かが追いかけてきた。
(わたしに追いついて来る?レナードか!)
草薙は、反転して銃を相手に向けトリガーを引いた。
(ダダダダダタ!)
相手は木に隠れて回避すると、此方に何かを投げてきた。それが近くに落ちると、強い光と音を放った。
(つっ?スタンGか!目が‥)
草薙がひるんでいると、相手はナイフを右手に持ち10mにまで接近していた。
残り5mで視力が戻り、相手のナイフを右足を半歩下げる事で回避そのままバックステップで距離を獲ろうとするが、相手は此れも見越していたのか左手に隠し持っていたナイフを投げてきた。
(ザクッ)
草薙「ぐっ!」
ナイフは見事に少佐の左肩に刺さる。相手は銃を取り出し少佐の足に向けて撃った。
(ダン!)
草薙「ぐわァー?」
草薙はバランスを崩し倒れる。
相手は此方に銃を向けて引き金を引こうとしている。
(わたしも此処で死ぬのか‥‥)
草薙が死を受け入れようとしていると、上空から公安のヘリが近づいてきた。相手は一瞬、一瞬だけヘリに気を取られた。草薙はその隙を見逃す訳も無く、相手に銃を向けトリガーを引いた。
(
ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!)
しかし相手は人間離れした動きで全てを避け切る。一度少佐を見るが直ぐに視線を外し森の中に消えて行った。
《少佐、大丈夫か!》
《‥バトーか、肩と足をやられた。直ぐに回収してくれ。》
草薙はバトーによって回収されヘリに乗った。
アンブレラ本部内の通路を歩いていると、目の前からエイダが現れた。
エイダ「よかったの?レナード。あいつら逃がして。必ずあいつら、貴方の野望の障害になるわよ?」
レナード「フッ‥その程度で止められる程、私の野望は甘いモノじゃないよ。」
レナードがそう言うとするとエイダは微笑みながら言った。
エイダ「フフフ‥‥安心して貴方の
野望はわたしが叶えてあげるわ。」
レナード「‥期待せずに待っていよう。そう言えば、君はは少佐と戦ったらしいね。どうだった?」
さっきまで期限良く話してい
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