暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダムSEED
0206話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
た事は知ってる方も多いでしょう。その結果マスドライバーを失った連合軍は、オーブのマスドライバーやモルゲンレーテを接収する旨を通告してきました。また、地球軍に与して共にプラントを討つ道を選ばないのであればザフト支援国と見なして武力を持って対峙するとの事です。我々オーブ政府はあくまでも中立の立場を貫く為にも連合軍の武力に屈する事を良しとしません。よって戦闘は不可避であり、都市部・及び軍関係施設周辺からの退去を命じざるを得ません。敵は地球連合軍と強大です。ですが、国民の皆さん。私達は決して孤立している訳ではありません。我々は数週間前にとある集団と有事の際を想定して同盟を結んでおります。その集団の名は、シャドウミラー。信じがたい話ですが異世界からの来訪者です。……もちろん、そのような戯言と皆さんは思われるでしょう。ですが、彼等は実際に私達より優れた技術、優れた戦力を持っている集団で、尚且つ友好的でもありました。彼等はこれまでオーブと平和的な交流をしてきましたが、今回の連合軍の行動を見過ごす事は出来ないと判断して我等オーブに協力してくれる事になりました。この映像をご覧下さい』

 ……なんか妙に俺達シャドウミラーが正義の味方のように表現されているな。
 そんな風に思いつつも映像を見ていると、ウズミの映像からメギロートとM1アストレイの模擬戦の映像へと切り替わった。

「これって模擬戦の映像よね?」
「さすがオーブの獅子と言うべきか、抜かりがない」

 レモンの言葉にコーネリアが苦笑を浮かべながら返している。

『今、ご覧になっているのはオーブの最新鋭MSであるM1アストレイと、シャドウミラーの有する兵器メギロートとの模擬戦です。ご覧の通り彼等の戦力は最新鋭MSであるM1アストレイを圧倒していると言ってもいいでしょう。それだけでもシャドウミラーの戦力を想像出来ますが、彼等はこのメギロートを100機単位で派遣してくれるとの事です。オーブ国民の皆さん、安心して下さい。オーブは滅びません。同盟を締結したシャドウミラーと共にこの国難を乗り切る事をお約束します』

 力強くそう宣言すると、模擬戦の映像が終了して再び画面が報道担当の中年女性の姿が映し出される。
 そこからは、どの地区がどのように避難すべきかの説明で俺達には関係ない話だったのでエレカを発進させる。
 ……さて、異世界から来たという俺達シャドウミラーをオーブの国民は信じられるか? いや、今は信じなくても構わないが連合軍を撃退すれば異世界云々はともかくとして、戦力的に心強い同盟相手だと認識して貰えるだろう。戦力を危険視されるという可能性もあるが。

「ねぇ、アクセル。そう言えばホワイトスターに避難するとかいう話はどうなったの?」
「ああ、あれは結局流れた。どうも裏でセイラン家が蠢いていた
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ