暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
11話:響け、鬼の魂
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!!」
「ガァッ!」
襲いかかってきた怪人をバルディッシュで斬りつける。
「っ!フェイト、後ろ!?」
「――――えっ…?」
だがそれが先程から続いたせいか、集中力が切れ始めていた。そこへ背後からの急襲。フェイトは対応に遅れる。
目の前の出来事に思わず目をつぶる。
だが、すぐに来る筈の痛みが感じられない。不思議に思い目を開けると………
「ガァァ!?」
「…たく、危ねぇことしやがって」
そこには銃を回す仮面ライダー、ディケイドがいた。
「大丈夫か?二人とも…」
「ディケイド、お前!」
「っておい!危ねぇって!」
テスタロッサに襲いかかる怪人を撃ち、前に出たはいいが、いきなりアルフに襲いかかられる。
「あ、アルフ!?」
「アンタ、フェイトを捕まえにきたんだろ!アンタと白い子が管理局側についた事は知ってるんだ!」
「その考えは浅はかだぜアルフ。俺となのははお前達を捕まえることに関しては、なんの権限もない」
「何!?」
テスタロッサがアルフをなだめるが、やや興奮状態のアルフ。まぁ、言いたいことはわかるが。
「それよりお前ら、少し下がってろ。後は俺が…」
「でも…!」
「いいから!下がれって!」
「「「ガァアア!!」」」
しゃべってる間にも襲い来る怪人達。くそ、少しは会話させてくれ!
〈 Sword mode 〉
「だぁりゃあ!!」
ライドブッカーを剣にし、なぎはらう。だが視界の端に、大きな影が見える。
俺はすぐに横に飛ぶ。するとそこに、大きな何かが通る。当然、そこにいた怪人達も殴り飛ばされる。
転がった体を急いで起こし、剣の状態のライドブッカーを目の前の敵に向ける。
「…さすがにお前が出てくるとは思わなかったよ。化け蟹さんよ」
「■■■■■■■■■■■――――!!」
目に映った影は、巨大な蟹の姿をした妖怪。魔化網の一体、化け蟹だ。
「何だいありゃぁ!?」
「巨大な蟹だと思ってくれりゃあそれでいい。しかし厄介だ。アイツを倒せるのは……」
俺はそこで一旦言葉をきり、一枚のカードを取り出す。
「清めの音でしか倒せないからな」
〈 KAMEN RIDE・HIBIKI 〉
取り出したカードをしゃべりながら挿入し、発動。すると俺の体に紫色の炎がともる。
「え!?」
「お、おい!?」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁああっ!」
後ろの二人が心配する中、上げた左腕で炎を振り払う。そのときの俺の体はディケイドではなく、紫色の体に鬼のような仮面をしたライダー、「響鬼」に変わっていた。
「また別の姿!?」
「さぁ、まだまだ行くぜ!」
〈 ATACK RIDE・ONGEKIBOU REKKA 〉
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