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転生とらぶる
機動戦士ガンダムSEED
0205話
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ろう。……いや、どちらかと言えば連合の方が大きいかもしれない。しかし連合軍はその圧倒的な物量ですぐに失った戦力を回復出来る。だが月基地へと補給が出来ない以上は早急にマスドライバーを必要とする筈だ。……そしてその矛先が向くのがこのオーブという訳だ」

 苦々しげに口を開くウズミだったが、既にそれは変えようのない事態となっている。

「当然、連合軍へ参加しろと言ってきてるんだろう?」
「アクセル君の言う通り、かなり強硬に連合軍への参加を要請してきている。連合軍に参加しないのであればザフト支援国と見なす、とな」
「奴等はオーブの力を利用したいだけだ!」

 ウズミの言葉に、カガリがそう叫ぶ。
 実際オーブの技術力やマスドライバーの存在を考えると、連合軍としてはどうしても自分達の味方に引き入れたいというのも理解出来ないではない。ましてやセイラン家から情報が漏れているかどうかは知らないが、今のオーブにはシャドウミラーという規格外の存在もいるのだから。
 ……もっとも、だからと言ってブルーコスモスの手先になるなんてのは御免被るが。

「アクセル君の情報だと期限は約2週間といった所か。……そう言えば、避難についての要望は考えて貰えたかな?」
「避難?」

 ウズミの言葉を聞き、思い出す。そう言えば戦争が開始された時にオーブの国民をある程度ホワイトスターに避難出来ないかどうか提案されていたな。このSEED世界とは全く別の次元にあるホワイトスターなのだから、避難するとしたらここより安全な場所が無いのは分かる。だが……

「そうだな、避難自体は可能だろう。だが知っての通りホワイトスターは機密の塊と言ってもいい存在だ。もし避難させるにしてもマルチプラットフォーム――まぁ、農場のような物だと思って貰えばいい――に集めて、妙な行動をしないか量産型Wに監視させる事になるが、それでも構わないというのなら。けど国民にはまだ俺達の事を発表していないんだろう? それでホワイトスターに避難する気になるか?」

 シャドウミラーとオーブの同盟というのは、あくまでも政府上層部と軍部上層部のみが知っている極秘の同盟だ。まあ、確かに国民に向けて『異世界人のMS部隊と同盟を結びました』なんて発表をすれば、普通は信じない。あるいは医者へ行けと言われるか。
 ちなみにシャドウミラーで使われているPTやAM、その他諸々はオーブ側で判別がしにくいというので、SEED世界では全部纏めてMSと呼称する事になった。まぁ、身内の間では普通にPTやAMで通るのだろうが。
 バクゥがMS扱いなのに何故かメギロートはMA扱いというのはちょっと気になったが、恐らくパイロットの有無で決まったんだろう。
 トリニティゲインのような特機も一応MS扱い……いや、デストロイなんかの存在を考えると
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