第十章
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う言ったのである。
「伊達さんには及びません。ですから」
「まあそう言って自分を否定しないでな」
伊達は陸でだ。蛇のグリードに砲撃を浴びせている。彼等はそれぞれそうして戦っている。
そのうえでだ。二人は話しているのだ。
「後藤ちゃんのやれることをな」
「それをやればいいんですか」
「そうさ。特に自分を卑下したりおかしな意識を持つよりは」
それよりはだというのだ。
「素直に戦った方がいいんだよ」
「素直に、ですか」
「後藤ちゃんもかなり素直になってきたしな」
「そうですね。確かに」
後ろからエリカの声がしてきた。その手にしている銃や爆弾を次々に放ってそのうえでだ。二人のバーズの援護をしている。そのうえでの言葉だった。
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