暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーオーズ 心が熱くなるもの
第七章
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「これまでにも色々な組織や種族があっただろ」
「ドーパメントとかですか」
「火野君がちょこっと戦ったな」
 ここで火野も見て話す伊達だった。
「連中とは」
「ネバーとかいう連中ですけれど」
「ああ、そこは少し違ったか?」
「ええ、それは」
「そうだったか。まあとにかくな」
 そのドーパメントのことをだ。伊達はあらためて話すのだった。
「結構味に五月蝿い御仁だからな」
「ええ、それなら」
「泣くまで待とうか」
 伊達は徳川家康の一言も出すのだった。
「向こうが出て来るのをな」
「とりあえずはそうしますか」
「それがいいんじゃないのかい?じゃあ何時何処にスサノオが出て来るかわかるか?」
 後藤に問われるとだった。火野も後藤もだ。
 首を捻りだ。こう言ったのだった。
「いえ、それはとても」
「発見器があっても?」
「だろ?結構連中の動きってのは突拍子もないんだよ」
 火野はそこに伊達の読みも見た。その伊達はだ。
 さらにだ。こんなことを言ってきたのだった。
「だからまあ。お茶でも飲んで探すか」
「ああ、それじゃあな」
「喫茶店にでも入って」
 こうしてだった。彼等は。
 紅茶やコーヒーを飲みながら待つことにした。知世子のその店にだ。
 実際に様々なものを頼みだ。そうしてだった。
 コーヒーや紅茶を飲みながら。そのうえでだった。敵を待っていた。
 そうしているとだ。暫くしてだった。
 店に誰かが来た。それは。
「あれっ、君達は」
「ああ、あんたか」
 左翔太郎、それにフィリップだった。その二人が店に来たのだ。
 その二人にだ。火野は怪訝な顔になって問い返した。
「どうしてここに?風都から出て来たみたいだけれど」
「依頼で来た」
「それでなんだ」
 二人はこう火野に答える。そのうえでだ。
 左はカウンター、火野の隣に座りだ。知世子にコーヒーを頼んだ。そしてそのコーヒーを待つ間にだ。火野に対してこう話したのである。
「この街に来て。戦って欲しいとな」
「戦って欲しい」
「これで大体わかるな」
「うん、わかるよ」
 火野は左のその言葉に眉を少し顰めさせそのうえでだった。彼に答えたのである。
「スサノオだね」
「おそらくな。奴が動いている」
「俺もそう感じてこの街に戻って来たけれど」
「俺とフィリップだけじゃない」
「この街に来たのは」
「あいつも来た」
 左はその鋭くさせた目で言った。
「照井もだ」
「それにうちの所長もね」
 フィリップも左に話してきた。
「後で二人でここに来ると思うよ」
「そっちも来られる人は全員来たんだね」
「といっても四人だけだけれどね」
 フィリップは空いている席、二人用のそこに座ってそれで紅茶を頼んで飲んでいる。
「ここに来
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ