第5話 脱出
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
化け物共から逃げ、少佐達はクイーンのある部屋に避難していた。
だが、そこにある筈の仲間の死体が無くなっていた。
カプラン「死体は何処だ。何処に行った!ちくしょう?」
スペンサー「‥あいつらは、何者だ?数が多すぎる。」
カプラン「何者だ?見ればわかるだろ。白衣に!バッチ!全員此処の職員だよ?」
オカンポ「だが、あいつらは全員死んだはずだ。」
スペンサー「しかも、死んでもなを動いてる。」
少佐「だが、此処に来る時は居なかった。」
オカンポ「研究所の電源が落ちた時扉も開いた。つまり、カプランお前のせいだ!」
オカンポはカプランを責め立てる様に言い放つ。
シェイド「よせ、仲間同士
で争うな。」
オカンポ「ちっ!」
2人が言い争っている間、草薙は3人の事を考えていた。
草薙「‥‥(ウェスカーと連絡が取れなくなった。まさか‥ウェスカーに何かあったのか?いや、ウェスカーに限ってあり得ない。アリスとマットも居無いと言う事は、3人は一緒に居るのか?)」
部屋に沈黙が続く。すると、扉がいきなり開いた。
(ガチャン!)
扉に向けて銃を構えたが、中に入ってきたのは、アリスとマットだった。
アリス「待って!撃たないで!」
スペンサー「早く扉を閉めろ!」
扉の向こうには、無数のゾンビが迫っていた。
アリス「お願い!みんな手伝って!」
扉から入って来そうになっているゾンビを押し返し扉を閉めた。
オカンポ「‥大丈夫か?」
アリス「‥逃げなきゃ。」
カプラン「よせ!そっちにもゾンビがいる。」
アリス「じゃ、コッチは?」
そう言うとアリスはレッドクイーンのある通路を指差した。
カプラン「‥‥行き止まりだ。クイーンの部屋に出口は無い。」
スペンサー「助けを待とう!特殊部隊の本部が救援を寄越すはずだ。」
スペンサーの提案に対して2人は黙ってしまった。代わりにシェイドが口を開いた。
シェイド「いや‥救援は来ない。」
オカンポ「わたし達が入って来た扉は後1時間もすれば、完全に閉じる。遅れたら出るのは不可能だ。」
スペンサー「そんなバカな‥じゃ俺達はここから一生出られないのか。」
草薙「会社にとって一番効率の良い処置は、研究所ごと地下に埋めてしまうことだからな。」
スペンサー「おいおい‥‥こんな地下に連れてきて、それを今言うのか?」
全員が意気消沈とアリスは立ち上がりクイーンの基盤の入ったバックを持ちクイーンのある部屋に向かった。
シェイド「おい、何処に行く?」
アリス「クイーンを再起動させる。」
オカンポ「仲間を殺した奴だぞ!」
アリス「それでも、逃げ道を知っている
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ