暁 〜小説投稿サイト〜
攻殻機動隊 アンブレラ・クロニクルズ
第4話 接触
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オカンポの警告を無視して女は立ち上がろうとする。

オカンポ「警告する。そこを動くな!」

J.D「こいつ、狂ってる。」

オカンポ「それ以上近づいたら本気で撃つよ!」

再度、警告をするが女は止まらない。

オカンポ「クソ!
(カチャ)」

オカンポは葛藤しながらも女の足に向けて構える。そして‥

(ダン!)

容赦無く女の足に銃弾を撃ち込む。普通の人間ならば余りの激痛に倒れ込み悶え苦しむだろう。

しかし、女は普通では無かった。倒れない。其れどころか撃たれた足を気にする事なく近づいて来ようとしていた。

オカンポ「なっ?ちぃ!」

オカンポは驚愕するも、反対の足に銃弾を撃ち込んだ。

(ダン!)

だが、女は倒れない。余りに異様な状況にオカンポは戸惑いを覚えた。

オカンポ「このや(ダン!ダン!ダン!)つっ?」

オカンポがもう一度銃で撃とうした時、レナードが銃を構え女の心臓を撃ち抜いた。

レナード「・・・警告を無視した者は、問答無用で殺せ。」

オカンポ「はっはい。すみません。」

周囲を警戒していると銃声を聞きつけたアリス達が戻ってきた。

シェイド「何があった。」

オカンポ「生存者がいました。」

カプラン「撃ったのか?」

J.D「狂ってやがった。肉を食い千切られた。」

草薙「死体は何処だ。」

J.D「ああ、あそこのホースのと
ころだ。」

アリスがある物を見つけた。

アリス「ねえ、見て此処。血がある‥‥少しだけど。」

マットがアリスに近づき血液を見る。

マット「これは、凝固してるな。」

アリス「ええ、そうよ。」

マット「‥そんなの、あり得ない。」

J.D「どう言う事だ!」

そう言いながらJ.Dは、マットを睨みつけた。すると、マットは応えた。

マット「血液は、死んでからでないと固まらない。」

草薙「おい、死体何て何処にも無いぞ。」

J.D「そんなバカな?確かにテルミドールが心臓を撃ち抜いた!生きてるはずが無い!」

スペンサー「とりあえず、此処を出よう。」

オカンポ「他の隊員が戻って来るまで此処を動かない。」

シェイド「‥‥他の奴は
戻ってこない。」

オカンポ「‥隊長、それはどう言う‥」

J.D「ちょっと待て!‥‥何の音だ?」

(ガガガ ‥) (アァ〜‥)

(ガガガ‥) (アァ〜‥‥)

(ガガガ‥) (うぅ〜‥‥)

スペンサー「おい‥嘘だろ。」

カプラン「こっちに寄るな、クソ!後ろにもいやがる。」

シェイド「なんて数だ。」

アリス「完全に‥囲まれてる!」

先程、殺したはずの女がレインに襲いか
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