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攻殻機動隊 アンブレラ・クロニクルズ
第4話 接触
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とオカンポは此処に残れ。他の奴は制御室に行く。」

指示された二人は軽く会釈するのを確認するとショイド達はレッドクイーンに向けて移動を開始し始めた。

草薙も同様に移動を仕様とするが、

レナード「少佐、何か嫌な予感がする・・・2人だけを此処に残すねは危険だ。僕は2人と一緒に此処に残るよ。」

草薙「・・・分かった。」

草薙は返事をしてアリス達と一緒に制御室に向かって行った。



レナードサイド



3人で待機しているんだけど・・・先程から警戒されて居るのか?何故かオカンポに見られている。

余り他人から視線を向けられるのは好きでは無いのだけど・・・戦場暮らしが長い所為か、視線を感じると反射的に構えてしまう事が有るんだよね。

昔に比べればマシになったけど・・・。

そんな事を考えていると、オカンポの隣に座っていたJ.Dが話しを掛けてきた。

J.D「あの・・・何故此処に残ったのですか?Mr.〜テルミドール?」

レナード「・・・Mr.は着けなくて良いよ。残った理由は嫌な予感がしたから。其れにあっちには少佐も一緒だし、僕が居なくても大丈夫でしょう。」

J.D「随分とMs.草薙の事を信頼なさっているのですね。」

「それは、僕の自慢の弟子だからね。有る程度の事なら出来るさ。」

それを聞くとJ.Dは驚いた様に顔を強張らせ、オカンポも同様に驚いていた。まあ、僕が師事した者は少佐を含めて3人しか生き残ってない。それに自慢するタイプでも無いから知らなくて当然かもね。

「それよりも・・・彼女が時々僕を見てくるんだけど何故?」

僕は先程から気になっていた些細な疑問をJ.Dに振ってみた。

J.D「あぁ、あいつは貴方の熱狂的ファンなんですよ。貴方がS.T.A.R.S.の隊員になるのを知って、S.T.A.R.S.の入隊試験にでたぐらいですよ。」

・・・入隊試験?あぁ、そういえば何処かで見た様な気がしたけど居たね。

レナード「確か、彼女は最終試験まで残っていたよね?」

J.D「えぇ、最終試験の団体戦でチームからFHを受けて失格でしたがね。」

J.Dと話しを終わらせると、レナードはオカンポの所に向かう。

オカンポ「・・・何か?」

レナード「・・・番号4のレイン・オカンポ、だったよね?」

オカンポ「つっ?・・・何故それを?」

レナード「受験者の中で上位だっから。それに君は状況判断能力と白兵戦に掛けてはトップの成績で入隊も決まってたしね。“面白い子が入るな〜。”なんて思ってたんだけど・・・。」

オカンポ「・・・最終試験で落ちました。」

レナード「運が悪かったとかじゃないよ。あれは君のミスだ。」

功を急いだか知らないけど、実際に
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