第4話 接触
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指して歩き出した。
話しながら進んでいると、目的地に到着した。だが、そこは私達が目指して居た食堂とは無縁の場所。そこに有ったのは大量のドラム缶だった。
レナード「・・・此処が食堂B?」
草薙「そのようね。全く食堂には見えないけど・・・」
2人が進もうとすると、少し離れたところから、人の気配を感じた。
レナード「少佐。」
草薙「分かってる。」
言葉をそれだけ交わすと、二手に別れて人の気配がする方に進んでいった。
少し進んで行くと数人の話し声が聞こえてきた。物陰に隠れながら確認していると・・・
「つっ!だれ!」
赤いドレスを着た女性が此方に気付き、他の奴らも此方に銃を向けてきた。
レナード《気付かれたね少佐・・・どうする?》
草薙《恐らく合流予定の特殊部隊だろう。余計な事をされても面倒だ。此処は素直に出て行った方が良い。》
2人は、電脳でやり取りをした後、ゆっくりと物陰から出て行った。
黒人の男が銃を向けながら此方に質問をしてきた。
黒人の男「研究所の人間ではない様だな・・・お前達は、何者だ。」
草薙「アメリカ政府からお前達の依頼された公安9課だ。」
草薙の言葉に違和感を持ったのか、黒人の男は奇怪そうな表情を見せた。
シェイド「・・・変だな。派遣用員はひとりのはずだか?」
レナード「僕は9課の人間じゃないよ。詳しくは言えないけど、アメリカ政府から別の依頼でアンブレラ社の調査をしてたんだ。」
黒人の男「・・・まあ良いだろう。とりあえず自己紹介して置こう。私はシェイド。この部隊の隊長を務めてる。右から、J.D 、カプラン 、オカンポ、非戦闘員としてアリス、マット、スペンサーだ。」
草薙「わたしは、草薙素子。」
レナード「・・・レナード・W・テルミドール。」
草薙は場に合わせて自己紹介をし、レナードも同様に自己紹介をした。
名前を名乗った刹那、記憶を失っているアリスとスペンサー以外の人達は驚きを露わにした。
オカンポ「・・・!?」
J.D「オイオイ・・・マジかよ。」
アリス「ねえ、どうしたの?」
シェイド「まさか・・・こんな所で英雄に出会うとはな。」
スペンサー「英雄ってのはなんだ?」
カプラン「通り名だよ。第四次非核戦争で連合軍を勝利に導いた英雄中の英雄だ。」
目の前に居る男がそんな人物だとは思わなかったのだろう。それを聞いたアリス達も驚いていた。
だが、レナードは鼻に掛ける素振りも見せる事なく話し出した。
レナード「・・・そんな事は、どうでも良い。僕達にはやるべき事が有るんだ。それをを終わらせよう。」
シェイド「あっあぁ・・・そうだな。・・・J.D
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