暁 〜小説投稿サイト〜
攻殻機動隊 アンブレラ・クロニクルズ
第4話 接触
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
指して歩き出した。




話しながら進んでいると、目的地に到着した。だが、そこは私達が目指して居た食堂とは無縁の場所。そこに有ったのは大量のドラム缶だった。

レナード「・・・此処が食堂B?」

草薙「そのようね。全く食堂には見えないけど・・・」

2人が進もうとすると、少し離れたところから、人の気配を感じた。

レナード「少佐。」

草薙「分かってる。」

言葉をそれだけ交わすと、二手に別れて人の気配がする方に進んでいった。

少し進んで行くと数人の話し声が聞こえてきた。物陰に隠れながら確認していると・・・


「つっ!だれ!」

赤いドレスを着た女性が此方に気付き、他の奴らも此方に銃を向けてきた。

レナード《気付かれたね少佐・・・どうする?》

草薙《恐らく合流予定の特殊部隊だろう。余計な事をされても面倒だ。此処は素直に出て行った方が良い。》

2人は、電脳でやり取りをした後、ゆっくりと物陰から出て行った。

黒人の男が銃を向けながら此方に質問をしてきた。

黒人の男「研究所の人間ではない様だな・・・お前達は、何者だ。」

草薙「アメリカ政府からお前達の依頼された公安9課だ。」

草薙の言葉に違和感を持ったのか、黒人の男は奇怪そうな表情を見せた。

シェイド「・・・変だな。派遣用員はひとりのはずだか?」

レナード「僕は9課の人間じゃないよ。詳しくは言えないけど、アメリカ政府から別の依頼でアンブレラ社の調査をしてたんだ。」

黒人の男「・・・まあ良いだろう。とりあえず自己紹介して置こう。私はシェイド。この部隊の隊長を務めてる。右から、J.D 、カプラン 、オカンポ、非戦闘員としてアリス、マット、スペンサーだ。」

草薙「わたしは、草薙素子。」

レナード「・・・レナード・W・テルミドール。」

草薙は場に合わせて自己紹介をし、レナードも同様に自己紹介をした。

名前を名乗った刹那、記憶を失っているアリスとスペンサー以外の人達は驚きを露わにした。

オカンポ「・・・!?」

J.D「オイオイ・・・マジかよ。」

アリス「ねえ、どうしたの?」

シェイド「まさか・・・こんな所で英雄に出会うとはな。」

スペンサー「英雄ってのはなんだ?」

カプラン「通り名だよ。第四次非核戦争で連合軍を勝利に導いた英雄中の英雄だ。」

目の前に居る男がそんな人物だとは思わなかったのだろう。それを聞いたアリス達も驚いていた。

だが、レナードは鼻に掛ける素振りも見せる事なく話し出した。

レナード「・・・そんな事は、どうでも良い。僕達にはやるべき事が有るんだ。それをを終わらせよう。」

シェイド「あっあぁ・・・そうだな。・・・J.D
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ