第9巻 変態現る
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……
「ユー達!!ちょっと待って!ほんとに待って!お願いします!ストーリ「はいアウトー!!」げふぁっ!?」
ちょ、おまっ!?何言いそうになってんの!?それは言っちゃあかん!あかんって!
メタ発言、ダメ、絶対!
……え?そう言うお前は次回予告とかしてるじゃんって?
そりゃお前、俺が語り手だからだよ。
だが、俺は最低限しかメタ発言はしてないぜ?
ま、いじるのは止めてそろそろ話を戻すか。
んじゃテイク2開始!
「ウシワカ、イズ、ヒア!」
「な……なんだィありゃ」
「分からん……」
木の上には謎の男が立っていた。
「その真紅の隈取、そしてその身に粧し込んだ神の器……蒼い隈取の方は知らないが、なるほど傾いたルックスだけどその実力は本物かな……ベイビィ?」
「うっわ!あいつ今時……」
「それは言わないでおこうぜィ兄ちゃん」
「ああ、すまん。んじゃ続きをどうぞ」
んあ?そこ!泣くなよ!やりすぎだとは思ってる……反省はしてない!
「してないの!?」
「その辺で止めとこうぜィ!はい!やめやめィ!……ヤイヤイそんな高い所から何をエラそうにしてんだィ!ちゃんと降りて来て話を……待てよォ?アイツアマ公と兄ちゃんの本当の姿が見えているのかァ?」
無理やり話を戻したよ!さすがイッスン!
ほら!何時までも泣いてないで降りて来いよ!……え?なんだって?後でモフらせろだぁ?……だが断る!!……だああああ泣くなってもう!後でアマ公の毛あげるから!
「ワフッ!?」
アマ公の悲鳴と共にばばっと降りてくるウシワカ。
そして水の上に着地。
すげー!あれどうなってんだ!
そしてウシワカはくるくると笛を回し目の前に構える。
笛に手を添えた途端笛が短くなり、その代わりにビームのごとく光がでて剣となる。
「ええええええ!?あれ、どうなってんの!明らかにライ○セーバーなんですけど!!近未来な感じですけど!?」
「ああっこの野郎刀抜きやがったァ!」
「え?イッスンさんあれが刀に見えるんですか?その目は節穴ですか?」
「ボケすぎて時間がないんでィ!」
メタ発言、ダメ、絶対ぃぃぃぃぃぃぃ!!
「いまさらでィ!」
それ言っちゃいやあああああああああ!!
「抜いたとも……ミーはこれでなくては語れない男だからね」
ウシワカが真面目に話し始めた!?ええい!もうどうにでもなれええええ!!
ていうかいまさらかっこいい感じの事言っても無駄だから!
「ナカツクニにタタリ場が広がった時、宝剣月呼を抜いた人影が神木村に逃げ込んだ上、大岩で入り口を塞ぐのを見たんだけど……ユーたち、何か知らないかな?」
そう言って剣をこちらに向けるウシワカ。
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