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混沌の魔術師と天空の巫女
第5章 X791年編
真の悪(ワル)ケツプリ団
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一方、ルーシィ達は川へおち、服の臭いを落していた。

「ねぇ、あれぇ!!!」

「「「ん?」」」

ぷぅぅぅっ〜!!!

そこには1つの貨物が逆方向へものすごいスピードで行くのが見えた。

「3人とも、追いかけるわよ!!!」

「鼻の中も綺麗になったしね!!」

「追いかけよぉ〜!!」

























一方、貨物では・・・

「見たかギルド!見たか魔導士!ケツプリ団に、不可能はないのだぁ!!!」

「でも結局、これすぐに止まっちゃいますよねぇ。
 その度に、さっきのガス、噴射しちゃうんですか?
 それに何も持ってないみたいですけど、これだけの荷物、どうやって運び出すんですか?」

「っ!!!!!!!!」

ウェンディの言葉にそれに気がつき、驚くリーダー。

「まさか・・・考えてなかったー・・・なんて事はないですよね・・・?」

「「え?」」

子分2人はリーダーの方を見る。さらに貨物が止まった。

「止まっちゃったでござんすね!!」

「どうするんすか、兄貴!?」

「ふふ・・・ふふふふ!だはははは!!!この俺様が、何も考えてなかったと思うかぁ!!!
 俺達の腕っ節があれば、出来ない事は何も・・・ない。」

最後の「ない」だけは声が小さかった。さらに腕の筋肉も小さかった。

「ていう事は・・・!!!」

「頼りになるのは・・・己の足腰・・・!!」

バキィ!!

「あっ・・・!」

ガシン!バキィ!!

「ああぁ・・・!!!」

どうやら骨が折れた様だ。腰と足が・・・

「ああああああぁぁぁぁぁっ!!!」

「「兄貴!!!」」

「大丈夫ですか!!?」

ウェンディは心配になり、リーダーに近寄る。

「大丈夫な訳ねぇ!!!」

相当な痛みである様子。

「だったら・・・!!」

ウェンディは何と、リーダーに治癒魔法をかけたのだった。

「嬢ちゃん・・・。」

「私、治癒魔法が得意なんです。痛みが、少しでも和らぐといいのですが・・・。」

ウェンディは集中し、リーダーの腰と足の治癒を掛ける。

「兄貴、どうでやんすか?」

「おお・・・!すぅーっと痛みが消えていくみてぇーだ。」

「この嬢ちゃん、ただ者じゃないッスね。」

治癒が終わり、リーダーは起き上がった。

「ありがとうよ、嬢ちゃん。楽になった。」

リーダーはウェンディに俺を言う。

「よかったぁ〜。」

「「ほう。」」

ウェンディと子分2人も一安心する。

「でもよぉ
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