第5章 契約
第61話 騎士叙勲
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竜と一心同体のように行動出来ると」
……と言って来る。
もっとも、こんな話は、俺に取っては初耳なのですが。
ただ、地球世界のハンガリーの始まりは遊牧民だったフン族が起こした国だった記憶が有りますね。元々、中国東北部に暮らして居た匈奴がその祖だと言う説も有り、少なくとも、騎乗弓射を得意とする民族で有った事は確からしいです。
そして、ヴェルーニー海軍士官が語った内容の、飛竜の部分を馬に置き変えると、それは正に騎馬遊牧民族の生活そのもの。
その地球世界のハンガリーの地に幻想世界の色が着いて、このハルケギニア世界のマジャールの地が出来上がったのかも知れませんね。
そんな、現在の状況下ではあまり意味のない地球世界と、ハルケギニア世界の違いに関する考察を頭に浮かべて居た俺に、非常に馴染みの有る感覚が近付いて来ている事が判った。
いや、今回の場合は彼女の方が近付いて来ている訳ではなく、俺の方が彼女に近寄っているのですが。
おっと、そう言えば、未だ聞いていない事が有りましたか。
「すみませんが、ひとつ聞いて置きたい事が有るのですが……」
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