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薬剤師
第二章
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な言葉である。
「僕はね、それよりもね」
「お薬ならありますけれど」
「いやいや、お薬も大事だけれど」
 そうは言ってもどうでもいいというのは明らかだった。
「さて、それでね」
「お帰りはあちらですよ」
「何で帰らないといけないんだよ」
 またしても訳のわからないまでに大袈裟な身振りを見せてきた。

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