第二話 始動U
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社の調査の依頼を受けそれを機に行方が掴めなくなった。何らかのアクシデントに合った可能性がある。アメリカ政府からも捜索依頼が来ている。」
話をしていると青いボディが特徴のAIロボットのタチコマがバトーに話しを掛けた。
タチコマ「バトーさん、バトーさん!レナード・W・テルミドールってどんな人なんですかね?」
バトー「俺も会った訳じゃないから言えねえが、いろんな戦場に出ては連合軍を勝利に導いてきた英雄だそうだ。相手さんからは、[生きる英雄]とか[単独軍隊]とか言われてたらしいぜ。」
タチコマ「ヘェ〜、凄い人なんですね!」
タチコマが感心した様に振る舞うと少佐も付け加える様に話し始めた。
草薙「それだけでは無い。あの人の凄い所は戦場を生身で生きてきた事だ。戦場に出ていた奴らは、少なからず身体の一部を擬体化させていたが、あの人は電脳化以外は生身だ。」
トグサ「ちなみに、同じ立場だったら少佐は生き残れるか?」
草薙「生き残るだけならなんとかなる。あの人と同じ事をやれと言われたら無理だな。」
バトー「オイオイ!少佐にこんだけいわせるなんて、どんなバケモンだ。」
草薙「・・・それはわたしが化け物だと、言いたいのか?」
草薙は何時もより、ドスの効いた声で言いながら睨んだ。
バトー「いっいや、そんな事は言ってねえよ。そっそんな事より、少佐はテルミドールについて詳しいじゃないか、もしかして少佐のこれか?」
バトーはそう言うと、小指を立てた。それに対して草薙は訂正する。
草薙「・・・違う。あの人はわたしの師だ。」
バトー「少佐の?」
バトーが驚いていると、荒巻が話を切り上げる様に割り込んだ。
荒巻「お喋りは終わりだ。後2分でラクーンシティにつく。少佐、準備をしろ。」
草薙「了解。」
草薙は応えると、準備を始めた。
パイロット「降下ポイントまで約30秒」
草薙は機内アナウンスを聞くと、立ち上がり扉にむかい歩き出す。
荒巻「少佐。高度10000フィートから、アタックを駆けろ。」
草薙「了解。10000フィートから、アタックを駆ける。」
荒巻から指示が出されると扉の横に在るパネルを操作して扉を開ける。
パイロット「降下まで10秒‥‥‥‥5‥‥3‥2‥1‥GO!」
(バッ!)
草薙は合図とともに空に飛び込んだ。
END
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