肝試し
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旅行一日目夜
「男風呂を覗きたいと・・・」
「京覗くなよ!」
「気でわかるからな」
女子風呂で覗きが決行されようとしていることに感づき京にくぎを刺しておく。
「これで大丈夫だと思うが、ガクト前隠せ」
前を隠す素振りもない岳人に言うが無駄だとしる。
「俺様は、そんな貧相なもんぶら下げてないからいいだよ、俺様のはバズーカだからな」
「対象に一度も発射してないくせに自慢げに言うな」
「うるせぇ!、お前のも見せて見やがれ!!」
岳人の巨体が掴みかかってくるがほとんど動かず躱して見せる。しかし岳人の巨体が巻いているタオルに当たってしまい隠すものがなくなってしまう。
「俺のがマグナムなら、凍夜のは・・」
「言わなくていいからな!!」
「ガトリング」
「何でモロが言うんだ、しかもそれ俺が、・・・いや今はいいや、京が聞いてる」
女子風呂の方から京の驚く声が聞こえる。
「で、お前等どうしたんだ?」
放心状態の岳人と大和に聞く。そしてこいつらはこんなことを言いやがった。
「「で、でかすぎる!!!」
まあこの後こいつらはお仕置きを受けてもらうことになった。
「大和とガクトなんで疲れてるの!!」
グッタリとしている大和と岳人をみて一子は驚いたように声を上げる。
「凍夜、どんなことをしたんだ?」
「内緒、知らなくていいことだ」
傷は残らないようにしたので大丈夫だろう。
「まあいいか、おい大和自分で呼び出したのに、いい度胸だな」
「うう、わかってる」
大和はこれ以上は体が持たないと考えすぐに起き上がる。
「呼び出したのは、今から遊ぼうと思って」
「何するんだ大和?」
「き・も・だ・め・し・」
なんかのホラー映画の紹介をしていそうな気味の悪い声で言う大和。
「夕方の内にこの旅館の裏にあるお墓に人数分の棒を置いてきたからさ、二人一組で取りに行くんだよ」
簡単に説明をする大和。
「ペアはくじ引きで決めるから、引いてくれ」
大和は残り物をとるらしく引かずに俺たちの前に出す。
「私はこれよ!!」
「自分はこれだな」
「大和を襲うチャンス」
「僕はこれだね」
「俺様はこれと」
「俺も引くぜ!!」
「では私も引かせてもらいます」
「みんなと仲良くなるチャンスだぜまゆっち!!」
「百代からどうぞ」
「あ、ああ」
若干一人目的がおかしかったが全員引き終わる。
そして、決まったペアは
一組目一子、翔一
二組目、モロ、京
三組目、由紀恵、岳人
四組目、クリス、大和
五組目、百代、凍夜となった。
「大和モロとチャンジで」
「無理だ、お化けよりお前に警戒しなくてはならなくなる」
「ワン子か泣くなよ」
「泣かないわよ!」
「まゆっちか、男と組むよりはましか」
「よ、よろしくお願いします」
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