始まり
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ゃんと予定をたてている大和に驚きながらもこれからどうするか考える。
「日向ぼっこでもするか」
最終的に一度も寝ていないのでのんびりと過ごすことにする。
「おお、いい眺めだな」
旅館の屋根に上り寝転がる。
「寝るか」
寝相は悪くはないので落ちることはないだろうと考えて寝始める。
それから一時間ぐらいたったころ突然頭が瓦の様に固いところから丁度いい柔らかさの上に置かれたことに気づく。そしていい香りが鼻をくすぐる。
「っん、誰?」
目を開ける。
「起きたか」
「百代何してるんだ」
「いや、今日はここに来るまでに世話になったからな、恩返しだ」
「そうか、ありがとうな」
「三十分で五千円な」
「俺のありがとうを返せ」
「嘘だよ、まあ寝てろ」
子供のように寝かしつけられるので少し恥ずかしくなる。しかし睡魔にはあらがえずに眠りに再び落ちるのだった。
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