第一話 始動
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Locke・Montesquieuの独立したシステムによって動いて互がカバーしあってる。」
「・・・歴代の政治思想家達の名を象ってるのね。」
イシカワ「外部から突破するとしたら単独では先ず不可能。
その筋の専門家が束になったって最低でも半月は掛かる。こんな短時間で突破するのは絶対にな・・・安全に尚且つ最短でアクセスするには企業本部に在るメインサーバーからアクセス以外にはない。
もしもだ・・・此れをやったのが同じ人間だってんなら、俺はそいつを崇拝してんだろうよ。」
しばしの沈黙が流れる。その間も画面は自動でスクロールされ、イシカワの情報を裏付ける事項が表示されていく。
また草薙が口を開こうとした時、二人に緊急招集が掛かった。
少佐「イシカワ・・・この事は、後だ。課長から招集が掛かった、いくぞ。」
沈黙を破り草薙が言った言葉にイシカワは首を縦に振った。
草薙サイドEND
公安9課サイド
今ブリーフィングルームには、9課の面々が揃っていた。
荒巻「諸君つい先程、総理より、出動命令が出された。」
そう切り出すと荒巻の背後に在る画面に依頼に関する情報が流れる。
荒巻「前日、アメリカのラクーンシティに存在するアンブレラ社の地下研究所[ハイブ]で、研究中のウイルスが漏れ出す電脳災害が発生した。
所員は感染し全員死亡。この事故を重く見たアンブレラ社は、ハイブの制御コンピュータ[レッドクイーン]のシャットダウンを決定し、日本にも特殊部隊を現地へ派遣を依頼してきた。」
トグサ「あの大企業の?・・・でも、何でまた他国の件を俺達に?」
荒巻の言葉にトグサが驚きながらも疑問を尋ねた。普通ならば自国の事件を他国に依頼する事はまずない。何故なら、それは自分達が自国で起きた事件すらも鎮圧出来ない無能だと言っている様なモノだからだ。
荒巻「アンブレラ社が日本政府に直接依頼したらしい。詳しい事は分からんが、日本でも影響力の有る企業だ・・・政府もNOとは言えなかったのだろう。」
バトーもまた、戯けた口調でいった。
バトー「それにしても・・・これはまた厄介な物を作ったもんだ。表じゃあ慈善事業もやるアンブレラも、裏じゃあろくでもねぇ事する悪徳企業ってか?」
少佐「それで、わたし達の依頼内容は?」
荒巻「私達の仕事は、アンブレラ社の特殊部隊と合流し護衛。地下研究所[ハイブ]にある制御コンピュータ[レットクイーン]のシャットダウンまたは、破壊が任務だ。」
バトー「それで、誰が行くんだ?」
荒巻「今回は、少佐独りでハイブに行って貰う。」
バトー「おい、待てよじいさん。少佐を独りで突入させるのはどうかと思うぜ。俺も少佐と一緒に行った方が良いんじゃな
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