機動戦士ガンダムSEED
0203話
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がら、ユウナへと再び視線を向ける。
「二言はないな?」
「ああ、分かったから」
ユウナが頷いたのを確認して司令室から出て行く3人。俺の恋人達に手を出そうとしたのだから自業自得というしかない。
「次から絡む時は相手をきちんと見てからにするんだな」
最後にユウナの肩を軽く叩いてウズミの下へと向かう。
俺を待っていたウズミは苦笑を浮かべて俺達のやり取りを見守っていたらしい。そしてそんなウズミの側にはいつものようにキサカと……カガリ?
いつもの元気が見えないカガリがそこにいた。
「カガリもM1アストレイには自信を持っていたようでな。それがああも見事に負けてしまったのが衝撃だったらしい。さて、それでは行こうか。以前君と面会をしたブリーフィングルームだ」
ウズミの言葉に頷き、ウズミ、キサカ、カガリ……そしてキラとムウも何故か俺と一緒にブリーフィングルームへと向かっている。
「何でお前等まで?」
「何、興味本位だ。オーブが戦場になればどのみち俺達も戦闘に参加するだろうからな。それに艦長はお前さんの所に移るんだろう? なら階級を考えると俺が艦長の後を引き継ぐ事になりそうだしな。……もっとも、連合軍を抜けた俺達に階級の意味があるのかどうかは分からんがね」
苦笑しながら軽く肩を竦めるムウ。……そう言えばそうか。マリューがシャドウミラーに来るとなると、アークエンジェルの艦長を務められる人材がいないな。まさかパイロットとして一流のムウを艦長職に回すというのは戦力ダウン以外の何物でもないし。
MAしかないのならともかく、原作通りなら修理されたストライクがある筈だからムウにはそっちで頑張ってもらいたい。
となると……マリューを一時的にアークエンジェルに派遣する形にした方がいいのか? 俺としてはギャンランド辺りを任せようかと思ってたんだが。
そんな風に考えているうちに、以前使ったブリーフィングルームへと辿り着く。模擬戦前から既にこうなるのを予想していたのか、部屋の前には2人の兵士が立っていた。俺達の話の邪魔をさせない為か、あるいは盗聴防止か何かの為か。
「緊急の用件以外は通さないようにしてくれ」
ウズミの言葉に頷いている兵士達を横目に、部屋の中へと入る。
それぞれが適当な席へと座るとまずはウズミが口を開いた。
「話には聞いていたが、確かにあのメギロートという機体の性能は認めざるを得まい」
「そうだな、これで同盟が無事結ぶ事が出来ればいいんだが……それよりもユウナ・ロマ・セイランとか言ったか、俺に絡んできたのは」
「次からはもう少しお手柔らかに頼むよ」
「アレが次代のオーブを担う若手か。そうなるとオーブとの同盟も長くはないのかもな」
「……何? どういう事かね?」
「セイラン家
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