第七章
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イエットが必要かな」
「そう思いますよ。出られないじゃないですか」
「ううむ、弱った」
とはいっても何処か呑気な様子のイニーゴであった。
「どうしたものか」
「まあまた引っ張ってみましょう」
トルケマダは言った。
「何度でもね」
「そうしますか」
二人で言い合いそのうえでまた引っ張り出そうとする。だがここで店からコンセプシオンとラミーロが出てきたのであった。
やはりコンセプシオンは顔や首筋に汗をかいており息がまだ荒い。そしてそれでいて満ち足りた顔をしている。ラミーロも同じで二人はにこにこと顔を見合わせていた。
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