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ヘタリア大帝国
TURN66 過労その六
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「では早速です」
 言えば早速だった。
 一人が書類のファイルを差し出してきた。そのうえでこうグレシアに言ってきたのだ。
「この書類にサインをお願いします」
「バルバロッサのことかしら」
「いえ、オーストリア星域のインフラのことです」
 そのことだというのだ。
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