第四章 空白期編
第九十二話 『アングラー達』
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一瞬そう思ったけど…!」
「なのは、はやて! お遊びをしていないで掃討にかかるわよ! クロノ、こいつで間違いない!?」
「ああ! さっさと終わらせるぞ!」
そして戦いが始まる。
なのはとフェイトとクロノがバインドで縛り上げて、はやては後方から砲撃を幾度も放ち魚竜を攻撃していく。
私や士郎、ネロ、オリヴィエ陛下、ランサーが魚竜が陸に上がったのをいいことにオーバーキル攻撃をしていきキャスターが隙を見て呪術で丸焼きにしていく。
しかし意外にしぶとく何度も潜っては飛び出してを繰り返して私達はその度に湖に攻撃を繰り返した。
そして…、
「これで、最後だぜ!」
ドスッ!
「ギャアァァァッ!!」
ランサーの一突きでついに魚竜は力尽きて地面に倒れる。
「…こういうのは剥ぎ取るのが基本やと思うんやけど、どうやろうか?」
「君は何を言っている…? ゲーム脳か…?」
士郎のツッコミではやてはなぜかツッコまれた事に喜びを覚えたのか「えへへ〜♪」と笑った。
ゲームのやり過ぎだと思うのよ。絶対…。
「とりあえずこの生物の体の中にそのロストロギアがあるはずだから慎重に運ぶとしよう」
「別に、吹き飛ばしてしまっても構わないのだろう…?」
「それだけはダメだ。ロストロギアは危険なものだってことはもう知っているだろう? 少しでも刺激を与えたら暴走する危険性がある」
「しかしよー。本当にコイツの中にその危険物があんのか…?」
「そのはずだ。ロストロギアセンサーにも反応しているんだから」
「確かめてみませんかねー?」
キャスターが呪符を構えて一気に近寄る。
「だからダメだと言っているだろう!」
「ちぇー…」
「やれやれ、まったく…。君達はロストロギアくらいでどうにかなるとは思わないが人間にも限界はあるんだからそこは見極めてくれ」
それで全員はクロノの言う事に大人しく従った。
その後はクロノを中心にしてバインドをしていきエイミィさんに連絡を入れて転送ポートを開いてもらった。
そしてアースラへと戻ってきて早速巨大生物が運び込まれていきこれで任務は終了となった。
「しっかし、どうにも釣りの決着がつかなかったな」
「そうだな、ランサー」
「それでは今度の休日に三人で釣り勝負でもしましょうか?」
クロノの提案に士郎とランサーは快く頷いた。
そしていざ、釣りの日だと繰り出してみたら港に一人の男の影があったらしい。
その新たな暇人とは…!?
…その後、士郎とランサー、クロノはそれが誰なのかは一切語ろうとしなかった。
ただ、すごいショックを受けていたとフェイトとはやてに後に聞いた。
…私は参加しなくてよかったわね。
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