Wの誕生・はじまりの夜 後篇
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、僕の質問を聞いてくれ…」
悪魔と相乗りしてみるかい?
『はあ?』
「文字通りだ。この悪魔と相乗りする勇気があるかと聞いているんだ。」
フィリップは自分を指して言う。要は自分を悪魔と言っているのだ。翔子はしばらく沈黙すると…
『HA!HA!HA!HA!HA!HA!HA!HA!HA!HA!』
大声で笑う。
『あんた自分のことを悪魔って言ってんの!?バッカじゃないの!?あんたが悪魔なら私は魔王よ!それに、とっくに相乗りしてるわよ!!』
予想外のリアクションに驚くフィリップだったが…
「フッ…心強いよ。」
半ば呆れたように…しかし、半分希望の光を見出だしたように呟くフィリップ。
「さて、いくよ!力に身を任せろ!」
『え?どゆこ…』
すると、目の前の土煙が動き出すのが見えた一瞬、赤いゴスロリの格好の少女をみた翔子…。しかし、彼女の意識は内から沸き出る力の奔流により、遠退いていった…。
「!」
来る!ヴィータは直感的にそう思った。
(不味い…明らかにこないだのとは違う…。ここは一気に…)
「アイゼン!!カートリッ…」
『ショルダーファング』!!
ガキン!!
「な!?」
白い刃のブーメランが放たれ、ヴィータの武器『グラーフ・アイゼン』に直撃。怯んでしまうヴィータ…。
(くそ…先手を打たれ…)
「「があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
『アームドファング!!』
「何!?」
しかし、Wファングジョーカーは跳躍し、すぐさまヴィータの背後に着地。無防備な背後に追撃を容赦せず加える。
「ぐ!!」
何とかバリアを貼って持ちこたえるもそのままはね飛ばされ片膝をついてしまう…。
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